春の海に出かけて、家族みんなで潮干狩りを楽しみましょう!
お花見が終わると、次に思いつくレジャーは「潮干狩り」というかたも多いのではないでしょうか?
確かに3~5月はアサリの旬ですが、この時期に潮干狩りが楽しまれる理由はそれだけではありません。この時期はちょうど、潮の干満の差が一年を通じて一番大きくなる「大潮」にあたるからです。実は秋にも大潮の時期があるのですが、残念ながら、潮が引くのは夜。つまり日中に潮干狩りが楽しめるのは、春の大潮の時期だけというわけなのです。
知っておきたい潮干狩りの準備ポイント
潮干狩りは子どもと一緒に楽しめることから、お手軽なレジャーだというイメージが強いかもしれませんが、自然が相手になるので、快適に臨むためにはやはり準備はしていくに越したことがありません。今回は、知っておくと便利なポイントなどを紹介しましょう。
(1)服装
日差しの下で数時間過ごすことになるため、大きめのつばのついた帽子があるといいでしょう。日焼けが気になるかたは、上着も長袖にするのがいいですね。
足元が濡れるので、ボトムスはショートパンツや簡単にロールアップできるパンツがベスト。しゃがんだり腰を曲げたりすることが多いので、スカートは不向きです。子どもは転んだり尻餅をついたりする可能性もありますから、替えの下着を持っていくのも忘れずに。
また、朝はいい天気でも、帰る頃には寒くなりがちな時期でもあります。レインコートなど、濡れても平気な防寒具があればバッチリでしょう。
(2)足元
貝殻などでケガをする恐れがあるので、履物は必須です。一般的には長靴やビーチサンダルを思い浮かべるかたが多いと思いますが、どちらも案外しゃがみにくかったり、指などがスレて痛くなったりすることも。
そこでオススメなのが、使い捨ててもいい靴下。足にぴったりフィットして動きやすいですし、ケガも防ぐことができますよ。
(3)持ち物
砂をかくためには熊手を使いますが、代用品として熊手以上に使い勝手がいいのが、軍手やゴム手袋です。爪に砂が入り込んだり、貝を傷つけてしまったりするのを防げるので、子どもには特にオススメ。
網やザルなどは、現地で販売やレンタルされていることがほとんどなので、持っていかなくても大丈夫ですが、貝は海水につけて持ち帰るのがベストなので、バケツやクーラーボックスは用意していくといいでしょう。
これらのポイントを参考に、この春はご家族みんなで潮干狩りに出かけてみてはいかがですか? レジャーが楽しめるだけでなく、おいしい食材まで確保できて大満足のはずですよ!