新年度に向けて、1年間の計画と目標を立てるための3ステップ

進級を前にした今、皆さんはどのような気持ちでしょうか。この1年間、努力が実って成績がグングンと伸びて喜んでいる人もいれば、思うように勉強がはかどらずにあせっている人もいるでしょう。どのような生活を送ってきたとしても、必ず反省すべき点があるのではないでしょうか。それを踏まえて、次の学年に向けて気持ちを新たに目標や計画をたてましょう。


【1】最初に基本となる生活習慣を考えよう。

 きちんとした生活習慣を身につけることは、中学生活の基本中の基本。ダラダラと夜更かしをして早起きできず、朝食もとらずに遅刻すれすれに登校するようでは、授業に集中できなくなります。
 

 小学校の頃から繰り返し言われてきたかもしれませんが、「早寝、早起き、朝ごはん」の習慣が身についているか、もう一度振り返ってください。テレビやゲームも時間を浪費する原因となりますから、先生や親と話し合って「1日○分まで」「夜○時からはやらない」とルールを決めるといいでしょう。

 

 習慣を変えるのは簡単なことではありません。しかし、一度、身につけてしまえば、意識せずに実行できるようになりますから、大変なのは最初だけです。規則正しい生活習慣が身につけば、勉強や部活、人間関係など、あらゆることに対して前向きな気持ちになれるでしょう。

 

 

【2】1日の流れを振り返り、問題点を発見しよう。

 この1年間を振り返り、典型的な1日の流れを表にしてみましょう。そうすると、自分のことが客観的に見えて、自然と問題点が浮かび上がってきます。例えば、夕食後に一息をつくつもりだったテレビを2時間も3時間も見てしまっていたことに、あらためて気付くかもしれません。また、部活で疲れてしまい、帰宅後にご飯とお風呂を済ませたら、すぐに寝てしまっていたことを反省する人もいるでしょう。

 

 問題点が見つかったら、「ラッキー」と考えましょう。そこから生活態度をあらためればいいのです。さらに自分だけで考えず、親にも一緒に問題点を探してもらいましょう。普段は、親から「もっと勉強しなさい」「テレビの見過ぎ」などと言われると煙たく感じていたかもしれませんが、自分を客観的に考えようとした場合、とても的を射たアドバイスをくれるはずです。

 

 

【3】基本となる学習計画を作成し、年間の目標を設定しよう。

 基本となる1日の計画を立てましょう。平日の家庭での勉強時間の平均は、中学1年生は1時間23分、2年生は1時間25分となっています(ベネッセ教育総合研究所「小中学生の学びに関する実態調査 2014」)。大切なのは、実行可能な無理のない計画を立てることです。毎日の部活の練習がとてもハードなら、平日の勉強時間は多少減らし、部活のない週末にカバーするとよいでしょう。

 

 計画の作成と同時に1年間の目標を決めると、毎日努力をするポイントが明確になります。例えば、次のような目標が考えられます。

 

◎部活をして帰宅したら、宿題とは別に1時間半、勉強する。

◎テレビとゲームを合わせて1日1時間以内にする。

◎毎日必ず30分間苦手科目の勉強をしてから、その後、得意科目の勉強をする。

 

 実際に新年度が始まったら、計画通りに進まないかもしれません。でも、そのときは、計画を考え直せばいいのです。「どういう工夫をすれば、無理なく勉強を続けられるか」などと、自分の問題点について考え、実行し、計画を改善する。それを繰り返すことにより、大人になって仕事をするときにも非常に役立つ、「自ら計画を立て、実行する力」が徐々に育っていくのです。


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