一生使えるスキルを養う 国語の授業の達人の、読む力を育てる授業
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NHK Eテレ「Rの法則」や「社会のトビラ」を担当する、NHK制作局・教育番組部チーフ・プロデューサーの桑山裕明氏。番組を制作するため毎週のように学校を訪ね、たくさんの授業を見る中で、「こんな先生に教えてほしい」と思うことがあるという。今回は、小学校4年生の国語の授業を行うAD先生をご紹介いただいた。
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千葉県で長年教師を務め、退職後も全国各地の小学校から招かれ、飛び入り授業をしているAD先生。小学4年生の国語の授業。題材は、新見南吉の『ごんぎつね』です。
AD先生が目指すのは、「ごんをどう思うか?」を考えることで読む力を育てることです。この日、皆で読んだのは、主人公ごんの紹介が書かれた冒頭の部分。文中の文言を根拠に正しいイメージをすることが、今回の授業のポイントです。
まず、先生は、「かわいらしい、ひどいなど、ごんの印象をズバリひと言で書きましょう」と伝えます。短い言葉にするのは、考えを整理することに役立ちます。
「ひとりでさびしい」「いたずらばかりして、イヤ」などいろいろな意見が出ました。そこで、先生は、よい印象を持った人は「○」、ひどいやつだと思った人は「×」をつけるよう指示を出します。「○」か「×」か、ここで大事なのは、決めた理由です。なぜ、そう思ったのか周りに納得してもらえる理由を持っているかどうかが大事です。しかも、その理由は、物語の中から探し出さなければなりません。
これは、大人になった時、役に立つスキルのひとつです。
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