就学前のおむつはずし・おねしょ・おもらしは焦らずに見守る!

アンケート期間 2010/07/21~2010/07/22 回答者数:2,607人
アンケート対象:全国の本サイトメンバー 中学生以下の保護者

※百分比(%)は小数点第2位を四捨五入して表示した。四捨五入の結果、各々の項目の数値の和が100%とならない場合がある



就学前のおむつはずし・おねしょ・おもらしは焦らずに見守る!


今回のテーマは、おむつ・おねしょ・おもらし。保護者としては、お子さまのおむつがいつはずれるか、いつおねしょ・おもらしをしなくなるかは、気になるところですよね。調査の結果、ほとんどのお子さまは、幼稚園・保育園に通ううちに、おむつがはずれ、おねしょ・おもらしもしなくなることがわかりました。先輩保護者の体験談やアドバイスもご紹介します。
なお、今回のアンケートは、中学生以下のお子さまをお持ちの保護者のかたにご協力いただきました。


幼稚園児・保育園児の9割以上はおむつがはずれている!

最初に、お子さまはおむつがはずれているかどうかを伺いました。

【図1 (横軸)お子さまは『おむつはずれ』が済んでいますか?(未就学児)】
図1 (横軸)お子さまは『おむつはずれ』が済んでいますか?(未就学児)


「子どもはおむつがはずれている」と答えた保護者は、幼稚園・保育園に通うお子さまをお持ちの保護者の9割以上に達しました。「園に通っていない未就学児」の保護者では、約3割が「おむつがはずれている」という回答でした。
一方、「おむつはずしに挑戦中」なのは、お子さまが園に通う保護者で1割弱、通園していない未就学児の保護者で5割でした。そんな保護者からは、以下のような声が寄せられています。

☆「おむつはずしに挑戦中」という保護者からの声
●おむつに出したあとで『トイレに行く!』と言うのがいつものパターンです。あと一歩……なのかしら?
●トイレにはすすんで行くものの、いざ腰かけると『出ない』と言ってむずかるのが、困りものです
●車が大好きな息子は、トイレでは、補助便座を車に、おもちゃの丸い時計をハンドルに見立てて、ご機嫌です。喜んで座っているうちにうんちをするのが、だんだん習慣化してきました
●きょうだい2人のうち、園の年中クラスである上の子どものおむつがはずれず、悩んでいます。2歳違いの下の子どもは既におむつがはずれていて、夜もおねしょをしません。下の子どもと比較して、上の子どもを叱ったりするのは逆効果だと思って、特に何も言っていないのですが、どうしたらよいでしょうか


おむつはずしのエピソードをご紹介!

続いて、子どものおむつはずしについて、先輩保護者からの声をご紹介します。応援メッセージや困ったこと、うまくいったエピソードなど、多彩な声が寄せられています。

☆保護者のかたへのメッセージ
●うちの子どもは2人とも、3歳を過ぎてもおむつがはずれず、悩んだこともありましたが、4歳で幼稚園に入ってからはずれました。周りの子どもと比較せず、気楽に構えることが大切です!
●うちの子どもは、3歳を過ぎても『おしっこがしたい』と言いませんでした。おまけに、トイレに座らせても出さず、便座から降ろしたとたんにもらしてしまう。そんな繰り返しが半年以上続きました。でも、今は、あの時無理にはずす必要はなかったと思います。周りのお子さんを見ると焦る気持ちはよくわかりますが、はずれる時期は子どもによって違います。その時期を待ってあげてください
●わたしが下の子どものおむつを替えている時、上の子どもが『お母さんに怒られるのが怖かったから、おむつがはずれてよかった』と一言。確かに、わたしは怒りながらおむつを替えていたかも。かわいそうなことをしたと反省しました。怒らずに、『いつかははずれる』と気楽に取り組んでください
●まず、子どもが失敗しても決して怒ってはいけないと自分に言い聞かせました。次に、外出した場合は、トイレを利用できる時に無理にでも連れて行きました。利用できない時は、子どもが『トイレ、トイレ』と騒がないよう、子どもの意識をとにかくトイレからそらしました。このように、親ばかりが気を遣っていましたが、そうこうするうちに、おむつは自然とはずれます。焦らないで!

☆おむつはずしの時の思い出
●うんちがなかなかトイレでできず、自分で紙おむつをはいて別室で息んでいました。幼稚園の年少クラスの夏休みまでのことです。懐かしい
●娘がおむつをはずして間もないころ。うちには1階と2階にトイレがあるんですが、娘が用を足すのはいつも1階のトイレでした。ところがある日、2階のトイレの前で、突然『おしっこ!』。夫がとっさに『ここでしていいよ』と言ったとたん、娘はその場でおもらししてしまいました。夫は『2階のトイレでしていいよ』と言ったつもりでしたが、1歳の娘は、当然ながら、『その場でしていいよ』と理解したんです。今思い出しても笑ってしまいます

☆困ったこと
●子どもの好きなキャラクターグッズを置いたり、ごほうびのシールを用意したりしたけれど、トイレに行くのを嫌がり、苦労しました
●なかなかおむつが卒業できないので怒ったら、おむつに出しても黙っているようになってしまいました
●下の子どもが生まれたら、おむつがとれていた上の3歳の子どもも幼児返りして、もらすようになってしまい、大変でした

☆うまくいったエピソード〈園にて〉
●家でどんなに叱っても、おもらしが治りませんでした。ところが、幼稚園に入って、友達と一緒のタイミングでトイレに行くようになったら、おもらしが自然と減り、おむつがすんなりはずれました。トイレが上手な友達の姿に触発されたのかもしれません
●幼稚園に年少で入った時、先生に『失敗してもいいから、おむつはしないでおきましょう』と言われました。心配でしたが、そのとおりにしたところ、わずか2~3日でおしっこをトイレでできるようになりました。うんちは、その後もしばらくもらすことがありましたが、年中クラスに上がるまでには完全におむつがはずれました

☆うまくいったエピソード〈その他〉
●パンツとおむつを間違えて、パンツにもらすことがよくあったので、家にいる時は思い切って、パンツをはかせませんでした。おむつが早くはずれたのは、そのせいかな?
●子どもは、家に遊びに来ていたわたしの弟が用を足しているのをたまたま見て以来、自分もトイレでするようになりました
●3歳の誕生日前に、『3歳になったら大好きなキャラクターのパンツにしようね』と言っておきました。それですんなり、おむつは卒業です
●トイレのトレーニングをしている時は、娘と一緒に下着を買いに行き、娘に好きなパンツを選ばせました。お気に入りのキャラクターがプリントされたパンツだったので、早くはきたがるようになり、トレーニングは成功! わたしが一人で買いに行っていたら、キャラのついた服は選ばなかったはず。子どもに合わせてあげてよかったと思います

アドバイスとしては、「焦らずに」「気楽に構えて」といった声が多数でした。叱ってもあまり効果がないことを示すエピソードや、おむつが早くはずれた子どもと比較したことを反省する体験談なども寄せられています。
また、幼稚園・保育園のサポートによって、すぐにおむつがはずれることもあるようです。入園後に友達に刺激されておむつを卒業するケースも見られました。


おむつがはずれたら、おねしょもおもらしも激減!

次に、おねしょとおもらしについて伺いました。

【図2 (横軸)あなたのお子さまは、おねしょをすることがありますか?(学年別・小6以下)】
図2 (横軸)あなたのお子さまは、おねしょをすることがありますか?(学年別・小6以下)

【図3 (横軸)お子さまは、おもらしをしてしまうことがありますか?(学年別・小6以下)】
図3 (横軸)お子さまは、おもらしをしてしまうことがありますか?(学年別・小6以下)


既におむつがはずれたお子さまの保護者で集計すると、「おねしょをすることはない」は約86%、「おもらしをすることはない」は約88%に達します。「めったにない」を含めると、「おねしょ」も「おもらし」も96%以上に。おむつがはずれてしまえば、ほとんどのお子さまは、おねしょもおもらしもしなくなることがわかります。「夜間のおむつがなかなかとれず、医者に相談しようかと悩んだことも。でも、小1の3学期のある晩を境に、おもらしはピタリとやみました。『焦らずに、自然とはずれるのを待ったほうがいい』という、友達のお母さんのアドバイスに従ってよかったと思います」といった声も聞かれました。
とはいえ、子どものことですから、たまには失敗してしまうことも。「遊びに夢中になって、おもらししてしまいました」といった声が少なくありません。「2歳か3歳の誕生日を機に、おむつをはずし、パンツだけで生活するのが、保育園の方針でした。家ではおもらししてしまうこともあったものの、園と家で一気に≪改革≫を進めた甲斐があって、おむつはすぐにはずれました」など、家での失敗を乗り越えておむつをはずしたという声も寄せられています。


夜、一人でトイレに行けない場合、8割は母親が同行!

続いてお聞きしたのは、夜のトイレについて。お子さまは一人で行けるでしょうか。

【図4 (横軸)あなたのお子さまは夜に一人でトイレに行けますか?(学年別・小6以下)】
図4 (横軸)あなたのお子さまは夜に一人でトイレに行けますか?(学年別・小6以下)

【図5 トイレに一人で行けないとき、お子さまは次のどなたについてきてもらいますか?(ときどき・いつも行けないお子さま)】
図5 トイレに一人で行けないとき、お子さまは次のどなたについてきてもらいますか?(ときどき・いつも行けないお子さま)


「子どもは夜、一人でトイレに行ける」という保護者の割合は、お子さまの学年が上がるにつれて高くなりました。先輩保護者からは、「うちの子どもは、4年生くらいまで無理でしたが、自然と一人で行けるようになりました」といった声が寄せられています。
逆に言えば、小さなお子さまほど、「一人では行けない」ケースが増えることになります。行けない理由としては、「怖がるため」「不安そうだから」といった声が圧倒的でした。
図5を見ると、お子さまが一人でトイレに行けない場合、同行するのは「お母さん」がダントツ。続いて「お父さん」でした。
もっとも、保護者からは、「2年生くらいまでは夜も一人でトイレに行けたのに、怖い話をテレビで見たり、友達から聞いたりした影響で、今はまったく行けません。困っています」「小3の息子は、トイレにろくろ首が出る夢を見て以来、トイレに夜一人で行けなくなりました。誰かがトイレに行くのについてきて、先に用を足します。どうしたら治るでしょう?」など、困ったり悩んだりする声も寄せられました。やはり、夜のトイレへの恐怖心が、一人で行けない大きな原因であることがわかります。


(まとめ)
どうやって子どものおむつをはずすか、おねしょ・おもらしを防ぐか。多くの保護者が、こういった悩みや不安を抱いていました。今回の調査でも明らかなように、お子さまの成長とともに、自然におむつがはずれ、おねしょ・おもらしもしなくなります。ただ、それができるようになる時期は、お子さまによって差があります。先輩保護者からも、その点についてのアドバイスが多く、「気楽に取り組んだほうがいい」という声がたくさん寄せられました。「周りの子どもと比べて遅かったので心配したけれど、ある時を境に自然とできるようになった」という体験談も少なくありませんでした。
そんな先輩保護者の声に見られるように、焦らず、お子さまの成長を見守っていきたいですね。


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