夜中のトイレに一人で行けるようになったのは何歳ごろ?
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乳幼児期にトイレトレーニングをするようにトイレも成長の目安の一つです。小学生くらいでは、昼間は一人でできても、家族が寝静まった夜は一人で行けないというお子さんも多いのではないでしょうか。
実際のタイミングをアンケート結果から見てみましょう。
※全国の小学4年生~中学3年生のお子さんを持つ保護者のかたを対象に、2018年11月にアンケートを実施。回答者数360人。
「何歳になるまで、夜中のトイレについていっていましたか?」と聞いたところ、グラフのピークは「5歳まで」「6歳まで」となり、合計360人中123人、全体の約34%になりました。お子さんが夜中でもトイレに一人で行けるようになるタイミングは、小学校に入学するころが多いことがわかります。
「もともと一人で行っていた」というお子さんも多く、男女合わせて96人で全体の約27%を占めました。また「一人でトイレに行けるようになったきっかけは?」と聞いたところ、「自然と一人で行けるようになった」(10歳・男子の保護者)という声もありました。
発達の進み方や性格によってはトイレトレーニングに苦労しないタイプもいることがわかります。
とはいえ、「そろそろ夜中も一人でトイレに行けるようになってほしい」と考えている保護者のかたも多いでしょう。そんなときは、トイレに一人で行けるようになったきっかけについての「引っ越しをしてトイレと寝室が近くなったら、一人で行くようになった」(10歳・男子の保護者)、「電気のスイッチに手が届くようになった」(14歳・女子の保護者)、「トイレの前の電球を人感センサー付きLEDにしたので怖がらなくなった」(10歳・男子の保護者)といった回答が参考になるかもしれません。
まずは、トイレに近い部屋を寝室にする、トイレまでの照明を子どもでも点灯しやすいものにするといった工夫をしてみましょう。
保護者のかたが失敗を怒ったり、あせって神経質になってしまったりすることはあまりよくありません。寝る前に水分をとりすぎないようにする、寝る前にトイレに行く、あたたかくして眠るといった基本的な工夫を毎日続けてあげることが大切です。
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