入学準備シリーズ 小学校編・中学校編 入学月に保護者が気をつけたいこと

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入学してしばらくは「話を聞く」「我が子をよく見る」

入学後のお子さまは、生活環境が大きく変わり、それに適応することで精いっぱいです。学校が変わり、通学路が変わり、起きる時間が変わり、友達も、先生も、授業のやり方や内容も、すべてが変わるわけです。気疲れしたり、体力的に疲れるということは容易に想像できるでしょう。
とくに中学生ならば「どの部に入るか」ということは、入学後1か月内に下す大きな決断ですから、迷いや困ったこと、スッキリしない気持ちをだれかに聞いてほしいと思う気持ちになるものです。こんな時期はとくにお子さまの聞き役に徹することが大切だ、と意識しましょう。具体的には、忙しくても、5分、10分座って話を聞く時間を意識的につくることです。
とはいっても、お子さまの話を聞く時間をつくることが難しい日もあるでしょう。とくに下のきょうだいがまだ手がかかる、家族の世話がある、仕事が忙しいというかたにはときには気が重いときもあるかもしれません。しかし、いったん聞き始めれば楽しい話もたくさんあるはず。実際、入学後してから我が子の新しい一面を知って驚き、喜び、頼もしく思ったという保護者のかたはたくさんいます。

ふだんからあまり積極的に口を開かないというお子さまの場合は、いつも以上に気をつけて様子を見てみましょう。食事の量、声に元気はあるか、表情はどうかなど何か変化がないか注意しておきましょう。なんだかいつもと違うかな? という時に声をかけてゆっくり話を聞く時間をつくるようにすればよいでしょう。

生活リズムの見直しと定着は「家族で」

入学前後のしばらくは生活リズムを新しい学校生活に合わせ、デザインし直すことが必要です。この場合、新しい学校に入学するお子さまだけでなく、家族全員の時間を見直しましょう。お子さまだけでなく保護者のかたも、「お弁当をつくることになった」「勤めに出るので、1時間早起き」「学校が遠いので5時起き」など、さまざまな変化があると思います。

みんなが起きる時間、みんなの食事時間、寝る時間を新生活に合わせて調節してみましょう。ここが保護者のかたの腕の見せ所です。

さあ、新生活。
お子さまも保護者もいい生活リズムをつくれるように、新しいチャレンジをしていきましょう!

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