【算数】小数の意味がわからない
お子さまや保護者のかたが疑問に思われる頻度を★★★で示しています。
(頻度が高いほど★が多くなります。)
(頻度が高いほど★が多くなります。)
小数の意味をまったくわかっていない様子。どのように教えたらいいのでしょうか?
★★
紙やタイルなどを使って、十進法を理解させましょう。
小数は「はんぱの量」「はしたの大きさ」を表しています。2mちょっととか、3kgちょっとといったはんぱが出たとき、基本単位の1mや1kgを10こに分けた1つ分を、0.1m、0.1kg、というように、基本単位を10等分して「ちょっと」のはんぱを表した数なのです。
身近なところでは、子どもたちの身長や体重。測定のときは135.5cmとか、32.5kgといった具合に使われています。つまり、これまで学習してきた整数の十進法のしくみを使って、基本の1を10等分した大きさを0.1とし、1より小さい数をそのいくつ分かで表すということなのです。
十進法とは「一が10こ集まれば十、十が10こ集まれば百、百が10こ集まれば千……」と、10こずつ集めることで位(桁)が変わっていく表し方です。
同じように、1を10等分したものを0.1、0.1を10等分したものを0.01とみていきます。見方をかえれば、0.01が10こ集まれば0.1、0.1が10こ集まれば1ということになります。このあたりのしくみを紙やタイルなどを使って、徹底的に理解させてあげるといいのではないでしょうか。12.34(じゅうに てん さんよん)のように小数点以下は数字を並べて読む、ということも気をつけてください。
小数は「はんぱの量」「はしたの大きさ」を表しています。2mちょっととか、3kgちょっとといったはんぱが出たとき、基本単位の1mや1kgを10こに分けた1つ分を、0.1m、0.1kg、というように、基本単位を10等分して「ちょっと」のはんぱを表した数なのです。
身近なところでは、子どもたちの身長や体重。測定のときは135.5cmとか、32.5kgといった具合に使われています。つまり、これまで学習してきた整数の十進法のしくみを使って、基本の1を10等分した大きさを0.1とし、1より小さい数をそのいくつ分かで表すということなのです。
十進法とは「一が10こ集まれば十、十が10こ集まれば百、百が10こ集まれば千……」と、10こずつ集めることで位(桁)が変わっていく表し方です。
同じように、1を10等分したものを0.1、0.1を10等分したものを0.01とみていきます。見方をかえれば、0.01が10こ集まれば0.1、0.1が10こ集まれば1ということになります。このあたりのしくみを紙やタイルなどを使って、徹底的に理解させてあげるといいのではないでしょうか。12.34(じゅうに てん さんよん)のように小数点以下は数字を並べて読む、ということも気をつけてください。