小学生が「今年わくわくしたこと」１位は修学旅行、推し活もランクイン！

長引くコロナ禍にありながら、日常生活が戻りつつあった2022年。不安定な社会情勢に直面しながらも、小学生たちはどのようなことに心を躍らせていたのでしょうか？
「進研ゼミ小学講座」が実施した「2022年の出来事や将来に関する小学生の意識調査」から「今年もっともわくわくしたこと」の結果をご紹介します。

1位は修学旅行！2位の倍以上の票を獲得

1位に輝いたのは「修学旅行」。2位に倍以上の差をつけてのランクインとなりました。

コロナ禍で遠足や体験学習が中止や延期された経験を持つ子どもたちも多いからこそ、「修学旅行」で友達と思い出を作ることができたことへの喜びも倍増したのかもしれません。

また「修学旅行」は、2020年度以降、多くの学校で中止や延期などが続き、例年通りに行われなかった地域は少なくありませんでした。「今年はどうなるの？」と心配ななかで無事に実施が決まり、当日元気に出かけられたとき、お子さまは本当にわくわくしたのではないでしょうか。

学校行事に加え、家族や友達と過ごすイベントもランクイン

ランキング上位には、学校行事が多数ランクイン。

2022年は学校行事も通常に戻りつつあった年。「まなびの手帳」が実施した保護者のアンケートによると、2022年度の運動会については、多くの学校で、何らかのかたちで実施されたようです。
学校行事の再開は、子どもたちはもちろん保護者にとっても、これまでの2年間のことを思うと感慨もひとしおだったのではないでしょうか。

学校行事以外では、家族や友達と過ごすイベントがランクイン。ステイホームから徐々に外出や交流の機会が増えたことが反映されているようです。

コロナ禍でいろいろな制約があるなかで、自宅で楽しめる「ゲーム」や、好きなアイドルなどを応援する「推し活」を楽しんだ小学生も多かったようです。

親子で「わくわくしたこと」を話し合ってみよう

「わくわくしたこと」は、人と話して共有し合うことでより喜びも大きくなるものです。2022年の振り返りとして、ぜひ、お子さまと、楽しかった出来事などについて話したり、保護者のかたが熱中していることをお子さまに教えてあげたりしてください。

楽しい話し合いの場にするための秘訣を「子どもが明日もまた話したくなる『話の聞き方』」の記事からご紹介します。

雰囲気作りと共感を示す言葉、子どものペースを大切に

お子さまが「話していて楽しいな」「もっと話したいな」と思うには、話しやすい雰囲気と、否定的なことを言われない安心感、わかってもらえるうれしさが大切です。次の点を心がけていきましょう。

出典：子どもが明日もまた話したくなる「話の聞き方」
https://benesse.jp/kosodate/202211/20221103-2.html