小学生におすすめの水筒15選!容量と飲み口、素材はどう選ぶ?洗い方のNG行動は?

  • 育児・子育て

小学生になると水筒を使う機会が増えます。夏場だけでなく、一年通して水筒を持参しているというお子さまも多いでしょう。使う頻度が高い分、なるべく良いものを選びたいですよね。そこで今回は、小学生の水筒選びのポイントとおすすめ商品をご紹介します。

この記事のポイント

子どもに合った水筒を選ぼう!選び方のポイント

幼児期と異なり、水筒の使用頻度がぐっと高くなる小学生。目的や年齢を考えながら、子どもに合ったものを選びたいですよね。でも、種類が多すぎると選ぶのも大変。そんなときは、学校の指定条件や次のポイントに注意しながら水筒を選んでみてください。

「1リットル以上入る」or「量は少なくてもよい」

容量によって選ぶ方法です。子どもは大人よりも活動量が多く、汗もたくさんかきます。特に、クラブ活動や習い事で運動をしている場合や、夏場に長時間歩く場合は、水分がたくさん必要。1リットル以上入るものだと安心ですね。

逆に、あまり水分を摂らないお子さまの場合は容量が少なくてもOK。飲まないままただ大きい水筒を持っているのは、負担になるだけです。「保護者のかたが飲んでほしいと思う量」と「子どもが実際に飲める量」のちょうどよいところを狙ってみましょう。

「直飲み型」or「コップ型」or「2way」

飲み口には大きく分けて2つあります。口を付けてそのまま飲める「直飲み型(ストロー型も含む)」と、コップに注いで飲む「コップ型」です。

学校内だけで飲むのであれば、コップ型でもOK。ただ、通学途中やクラブ活動の間に飲むのであれば、直飲みのほうがラクかもしれません。年齢や使う場面を想像して選んでみてください。どちらの使い方もできる2way型もおすすめです。

「軽さ重視」or「丈夫さ重視」

通学で持ち運ぶことを考えると、なるべく軽いものを選びたいというかたも多いでしょう。そのような場合は、プラスチック製がおすすめ。軽くて扱いやすく、低学年の子どもでも無理なく持ち運べるでしょう。

ただ、保冷力や丈夫さはステンレス製のほうが優れています。年齢や使う場面、持ち運ぶ時間などを考えながら、どちらを重視するかで選んでみましょう。

「スポーツドリンクも入れたい」「温かい飲み物も入れたい」

どんな機能があるのかも重要。スポーツをするお子さまなら、「スポーツドリンクを入れてもOK」の水筒を選んでもよいですね。そうすれば習い事でも兼用できるでしょう。温かい飲み物がOKの学校であれば、保温・保冷両方の機能がある水筒がおすすめ。これなら冬場でも同じ水筒を使うことが可能です。

他にも、持ち手の有無やストラップの使いやすさ、カバーがあるかなど、水筒によってさまざまな機能があります。「これもあったらうれしいな」というプラス要素として考えてみてください

洗いやすさも忘れないで!

毎日使うものなので、洗いやすさも重要。「口が大きい」「せんが取り外せる」「食洗機に入れてもOK」のものなどを選ぶとよいですね。水筒は洗うのが大変。なるべく保護者のかたの負担も減らせるように、こういった点もチェックしておくとよいでしょう。

タイプ別!小学生におすすめの水筒15選

いまや種類が豊富で選ぶのが大変な水筒。今回はタイプ別に分けて、おすすめの15商品をご紹介します。先ほどのポイントのどこに当てはまるかを考えながら、お子さまに合ったものを探してみてください。

1リットル入る水筒

・SAHARA 真空断熱ボトル MME-F100・F120・F150/TIGER(タイガー)

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ワンプッシュで開けられる直飲み口タイプです。スポーツドリンクもOKなので、スポーツなどの習い事でも兼用できます。洗いやすく氷も入れやすい広口。ポーチの底は衝撃に強い設計なので、万が一落としてしまっても安心です。容量は1,000mL、1,200mL、1,500mLの3つから選べます。

・真空断熱スポーツボトル FHT-802F・1002F・1502F/THERMOS(サーモス)

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直飲み口の水筒で、飲みやすいように空気穴が付いています。スポーティーなデザインですが、カラーが豊富で男女どちらにもおすすめ。スポーツドリンクもOKです。ポーチにはハンドルが付いていて、飲むときも持ち運ぶときも便利。容量は800mL、1,000mL、1,500mLの3種類から選べます(カラーによって選べる容量が異なります)

・ステンレス クールボトル TUFF SD-BD20/ZOJIRUSHI(象印)

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ストラップではなくハンドルが付いている、カッコいいデザインの水筒です。スポーツドリンクもOK。飲み口はエアーベント構造になっていて、暑い夏やスポーツ時にゴクゴク飲むことができます。容量はなんと2,060mL! 本体は丸洗い可能、せんも分解して洗えるのでお手入れも簡単です。

・ステンレスケータイボトル ダイレクトボトル DB-1000・1500//IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)

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ワンタッチオープンで、直飲みできる水筒です。ポーチの底は衝撃に強い素材でできており、ファスナーガードや頑丈なフック付き。スポーツの場面で活躍しそうですね。スペアパッキンが付属されているので、万が一壊れてしまってもすぐ交換することが可能。容量は1,000mLと1,500mLの2種類から選べます。

・ステンレスクールボトル TUFF SD-FX10・SD-FX15/ZOJIRUSHI(象印)

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日本PTA全国協議会が推薦する水筒です。飲み口はエアーベント構造になっており、ゴクゴク飲める仕組み。スポーツドリンクもOKです。ポーチは全面衝撃吸収となっていて、活発なお子さまにもおすすめ。せんを分解して洗えるのでお手入れもラクです。容量は1,000mLと1,500mLの2種類があります。

・FJbottle 1リットル・750mL/FEIJIAN

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シンプルなデザインで、保護者のかたと共用でも使える水筒です。フタにはカラビナが付いていて、リュックに取り付けることも可能。専用のバッグもあります。温冷どちらの飲み物も入れられるので、冬でも使えるのがうれしいですね。容量は750mLと1,000mLの2種類から選べます。

軽くて小さい水筒

・真空断熱ケータイマグ JNL-355・505・605・755/THERMOS(サーモス)

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一番小さいサイズは約170gと軽量。コンパクトなので、カバンやロッカーの中にも入れやすいです。スポーツドリンクだけでなく、温かい飲み物もOK。ロックリングが付いていて水漏れを防いでくれます。容量は350mL、500mL、600mL、750mLの4種類から選択可能。カラーも豊富です(カラーによって選べる容量が異なります)。

・直飲み プラスチック水筒 480ml PSB5SANAG/Skater(スケーター)

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プラスチック製で、非常に軽く持ち運びやすい水筒です。直飲み口で飲みやすいので低学年の子どもにもおすすめ。キャラクターものを中心にデザインも豊富です。食洗機で洗えるのもうれしいポイント。容量は480mLです。

・タケヤフラスク ゴーカップ/TAKEYA(タケヤ)

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シンプルながらもオシャレなデザインで、保護者のかたも一緒に使える水筒です。コップに注いでも、直飲みしてもOK。ハンドルとストラップが付いているので、場面に応じて使い分けられます。容量は400mL、520mL、700mLの3種類です(カラーによって選べる容量が異なります)。

飲み口が変えられる水筒

・キャップ付替え式 2way ステンレスボトル 430-470ml SKDC4/Skater(スケーター)

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キャップを付け替えることで、直飲みとコップ飲みを変更することができます。コップ用のキャップなら温かい飲み物もOK。デザインが豊富なので、好みのものが見つかりそうですね。容量は、直飲みキャップ使用時は470mL、コップ飲みキャップ使用時は430mLとなっています。

・colobockle(コロボックル) 真空断熱ボトル MBR-C06G・C08G/TIGER(タイガー)

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立体感のある動物のデザインがかわいい水筒。キャップを付け替えることで、直飲みとコップ飲みどちらの使い方もできます。コップ飲み用のキャップなら温かい飲み物もOK。本体もカバーも丸洗いでき、清潔に保つことができます。容量は600mLと800mLの2種類です。

・2WAY ストローボトル BNT-6839/Bunnytoo(バニートゥー)

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こちらの水筒はコップ飲みとストロー飲みの2way。温冷どちらの飲み物もOKです。ストローは50℃以上の飲み物が吸えない構造となっており、やけどを防いでくれます。デザインもかわいく、低学年の子どもにおすすめ。ポーチと同じキャラクターが、ボトル本体にも描かれています。容量は500mLです(コップ飲みキャップ使用時は450mL)。

・SAHARA 2WAY 真空断熱ボトル MBO-H050・H080・H100/TIGER(タイガー)

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高学年の子どもにもおすすめのデザイン。カバーには持ち手が付いているので、容量が大きいタイプでも飲みやすくなっています。直飲みキャップとコップ飲みキャップの2種類があり、コップ飲みキャップなら温かい飲み物もOK。せんは分解して洗えるので、清潔に保つことができます。容量は500mL、800mL、1,000mLの3種類です(カラーによって容量が異なります)。

大人も一緒に使えるデザインの水筒

・真空断熱ウォーターボトル(HoneyHolly)

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シンプルでオシャレなデザインはもちろん、スポーツ飲料から炭酸飲料まで入れられるのもうれしいところ。2層のステンレスメッキで、飲み物を24時間冷たく、12時間暖かく保ちます。食洗機で洗うこともできるので、お手入れも楽々。350ml、500ml、750ml、1000mlと4種類の容量があるため、使い方に合わせて選べます。

・ステンレスクールボトル SD-JK06・JK08/ZOJIRUSHI(象印)

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黒を基調としたデザインの水筒。ポーチを取り外せば保護者のかたも使いやすいです。スポーツドリンクもOK。エアーベントが付いた広い飲み口なのでゴクゴク飲めます。ボトルもポーチも丸洗い可能。せんも分解でき、清潔に保つことができます。容量は600mLと800mLの2種類です。

シールや水筒カバーをプラスしてさらに使いやすく

水筒には、カバーやストラップが付属していることも多いでしょう。ただ、なかには使いづらいものがあったり、用途に合っていなかったりする場合もあります。また、子どもの人数が多い小学校では、水筒がかぶってしまって見分けがつきづらいこともあるでしょう。そんなときは、後からアイテムをプラスするという方法も検討してみてください。

シールを貼ってオリジナルの水筒に

シンプルな水筒なら、シールを貼ってオリジナルのデザインにするのもよいですね。わかりやすいシールが貼ってあれば、一目で自分の水筒だとわかるはず。防水・耐熱のシールを活用すれば、丸洗いできるタイプの水筒でも安心です。

カバーは用途に合ったものを、手作りもアリ

水筒カバーもあとから購入することができます。ショルダーベルトやハンディストラップ付きのものを選べば、持ち運びもでき、スポーツシーンでも活躍するでしょう。しっかり口が閉まるポーチタイプのものを選べば、保冷力もアップし、カバンの中が濡れる心配もなくなります。サイズが合うものがなければ手作りしてもよいでしょう。

季節や用途に合わせて使い分けるのもアリ

水筒を複数購入して、使い分けるという方法もあります。たとえば季節によって変える方法。夏は容量が多いものにして、冬は容量が少ないものにする。こうすれば、冬は重い水筒を持ち運ばなくて済みます。また、遠足などの行事のときはストラップ付きのものに、普段使いはランドセルに入るコンパクトなものにするという方法もあります。

場面に合った使い方をすることで、劣化を遅らせたり買い替える頻度を落としたりすることもできるでしょう。そのほうが結果的に節約になる可能性もあります。保護者のかたも共用していくと、より賢く使うことができるかもしれませんね。家庭の状況に合わせて、いろんな使い方を考えてみてください。

水筒の洗い方~コツとNG行動~

水筒を使ううえでの大きな悩みといえば、洗い方ですよね。そこで、普段のお手入れと念入りお手入れに分けて、洗い方のコツをご紹介します。

普段のお手入れもパッキンを外して

普段のお手入れは、スポンジを使って食器用洗剤で洗うだけでOKです。スポンジは柔らかいものを使ってください。細身の水筒の場合は、柄付きのスポンジなどを使うと洗いやすいでしょう。

また、せんが外せるものは毎回外して洗うのがよいです。パッキンも毎回外すと、カビなどの発生を防止できて衛生的。少し面倒ですが、結果的に長く清潔に使用することができるでしょう。洗い終わったらしっかりと乾燥させてください。

念入りなお手入れは汚れの種類に合わせて

普段のお手入れと合わせて、定期的に念入りお手入れをすることをおすすめします。特にステンレスボトルの場合、普段のお手入れでは足りないこともあるでしょう。念入りお手入れをする際は、汚れの種類に合わせて行ってください。

・茶しぶやニオイが気になるとき

酸素系漂白剤や重曹を入れたぬるま湯でつけ置き

・白くザラザラした汚れがあるとき

クエン酸を1~2%ほど入れたぬるま湯で3時間ほどつけ置き

・赤いサビが発生したとき

食酢を10%ほど入れたぬるま湯で30分ほどつけ置き

せんやパッキンのお手入れは、酸素系漂白剤や重曹を水で薄めてつけ置きすればOKです。いずれの場合も、しっかりすすいで乾燥させるようにしてください。ただし、水筒の外側には漂白剤を使わないようにしましょう。シールや塗装がはがれる原因になります。

底のシールははがさないで!水筒洗いのNG行動

水筒を洗う際には、NGとされている行動があります。特にステンレス製の水筒は注意が必要です。

・底のシールをはがす

水筒の底にある「はがさないで」と書かれたシールは、絶対にはがさないようにしましょう。このシールは「保護シート」と呼ばれるもので、真空断熱製のステンレスボトルの底に貼られています。この下には、真空にするために開けられた小さな穴(孔)があるそう。はがしてしまうと、保冷・保温効果が失われてしまう可能性があります。お手入れの際は十分注意してください。

・金たわしでゴシゴシこする

汚れが気になるからといって、金たわしなどでゴシゴシとこするのはNG。傷が付いたり、コーティングがはがれたりしてしまうためです。これが原因となってカビやサビが発生することも。衛生的に保つために、お手入れには柔らかいスポンジを使用してください。

・塩素系漂白剤を使う

同じ漂白剤でも、「塩素系」の漂白剤を使うのはNGです。ステンレスが腐食してしまい、サビの原因になります。保冷・保温効果が落ちてしまう可能性も。漂白剤を使う場合は「酸素系」を使いましょう。

・食洗機で洗う

便利な食洗機ですが、水筒を洗うのには適していません。変形したり塗装がはがれてしまったりする可能性があるためです。ただ、水筒の種類によっては食洗機OKであったり、一部のパーツだけ洗えたりする場合があります。取扱説明書を読み、正しく洗うようにしましょう。

まとめ & 実践 TIPS

水筒はたくさんの種類があります。選ぶのは大変ですが、その分自分に合ったものが見つかる可能性も高いです。家族で共用したり2個持ちをしたりする方法も検討しながら、お子さまの水筒を選んでみてください。

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