赤ちゃんの人見知りはいつからいつまで? 突然始まる理由と対処法
人見知りはよくあることだとわかっていても、昨日まで誰に抱っこされてもニコニコ笑っていた赤ちゃんが、急に保護者以外の人に抱っこされると大泣きするようになったら、やはり心配になるものですね。この人見知りはいつ始まり、いつまで続くのでしょうか。突然始まる理由と対処法もご紹介します。
この記事のポイント
人見知りはいつからいつまで?
赤ちゃんの人見知りは生後6カ月から12カ月ごろに始まり、2歳ごろには落ち着くといわれています。しかし個性や家族環境などによって状況が異なるため、生後3カ月ごろから始まる子もいれば、2歳を過ぎてから始まる子もいます。
また人見知りの度合いも一人ひとり違います。ママ以外の人が抱っこすると激しく泣き出してしまう子もいますし、誰に抱っこされても全く人見知りしない赤ちゃんもいるのです。
- 多くは生後6カ月から12カ月ごろに始まる
- 2歳ごろまでには落ち着くのが一般的
- 個性や家庭環境などの影響で時期は異なる
突然人見知りが始まる理由
人見知りはある時突然始まります。その理由は、赤ちゃんがいつもと違うことを理解できるようになったからです。
それまでは誰に抱っこされてもニコニコしていた赤ちゃんが、急に保護者以外の人に抱っこされて泣き出すと、動揺するかもしれませんね。しかし保護者とほかの人の区別ができるようになったから人見知りが始まるということを理解していれば、素直にお子さまの成長を喜ぶことができるのではないでしょうか。
慣れない場所に行くと急に赤ちゃんが泣き出すことがありますが、この場所見知りも人見知りと同じく、場所の区別ができるようになった成長の証です。
- 保護者かどうか判断できるようになった証拠
- 人見知りはお子様の成長の証
- 場所の区別ができると場所見知りも始まる
人見知りする子への対処法
保護者以外の人に抱っこしてもらっている時に、赤ちゃんが急に大声で泣きだすと慌ててしまい、すぐに保護者が抱っこを変わろうとすることがありますね。しかし過剰な反応は避け、しばらくの間は笑顔で見守ってみましょう。保護者の笑顔を見て安心し、抱っこしてくれている人は怖い人ではないと赤ちゃんが判断して泣き止むこともありますよ。
赤ちゃんの人見知りが始まると、つい人と接する機会を遠慮してしまいがちですが、たくさんの人と触れ合う機会をつくることが人見知りの克服につながることもあります。人見知りの時期ほど、いろいろな場所に出掛けてみましょう。
また祖父母など身近な人への人見知りが心配な場合は、テレビ電話や写真を活用して普段から顔を見せておくと、安心できる人だと認識しやすくなりますよ。
- 過剰な反応は避け落ち着いて様子を見る
- いろいろな場所に出掛け人と触れ合おう
- テレビ電話や写真の活用も効果的
まとめ & 実践 TIPS
急に赤ちゃんが大声で泣き出して、周りの人を驚かせてしまうことがあります。泣かせてしまったと落ち込む人もいるかもしれません。そのような時には、赤ちゃんが人見知りの時期だということを伝えてみましょう。
子育て経験がある人なら、すぐに理解してくれるはずです。人見知りについての知識がない人の場合は、その原因なども説明するとよいかもしれませんね。
人見知りは成長の証です。心の成長に伴い少しずつおさまっていくので、焦らず見守っていきましょう。
出典:厚生労働省『保育所保育指針解説書』
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04b_0001.pdf
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