その一言が自信を奪う? 子どもをほめてもらった時に避けたい謙遜ワード

日本人がやりがちな謙遜。自信がなかったり、相手を気遣ったり、恥ずかしかったり……いろんな理由があるでしょう。でも、その謙遜する気持ちをお子さまに対しても使っていませんか? お子さまがほめられた時に謙遜しているのであれば、要注意です。

この記事のポイント

謙遜すると自信を失う?! 子どもの気持ちを考えよう

「〇〇ちゃんはお片付けできてえらいね」と誰かにほめられた時。「そんなことないですよ」「家では全然ダメで」といった返事をする人、意外と多いのではないでしょうか。では、この時の子どもの気持ちを考えたことはありますか?

子どもは、まだ「謙遜」が理解できません。だから、保護者のかたの言葉をそのまま受け取ります。つまり、「ママはそんなことないと思っているんだ」「私はダメな子なんだ」と思ってしまうということ。それが続いていくと、徐々に自信を失っていきます。もちろん、保護者のかたはそんなつもりはないでしょう。でも、子どもを傷付けているかもしれないということは、理解しておいてほしいです。

ついつい言いがちな謙遜ワード

謙遜する言葉は、子どもの前ではなるべく避けたいもの。具体的にどんな言葉がNGなのか、見ていきましょう。

・「そんなことないですよ」

ほめられた時によく出る言葉ですよね。でもこれは、ほめてもらったことを否定することになります。自分をほめてもらった時に使うならよいですが、子どもに対してはできれば避けたいもの。何気なく使ってしまうからこそ、一番気を付けたい言葉です。

・「家ではできないんです」

これもよく言ってしまう言葉。もちろん本当のことかもしれませんが、わざわざ人に教える必要はありませんよね。大人だって、家でダラダラしていることをバラされるのはイヤなはず。子どもも同じです。しかも、普段なかなかほめてもらえないことを認めてもらえたのに、否定したらもったいないです。一緒になってほめてあげることで、家でもできるようになるかもしれません。

・「ウチの子は全然ダメで」

ダメと言われたら、大人だって傷付きますよね。しかも、信頼している保護者に言われたら……悲しくなるのは当然です。気にしていないように見えるお子さまも、内心はどう思っているかわかりません。自分が言われたらイヤな言葉は、子どもにも使わないようにしましょう。

・「〇〇ちゃんはできるのにウチの子はできない」

友達と比較するのもNGです。相手をほめてあげることはよいことですが、わざわざ自分の子どもを下げる必要はありません。比べてしまう気持ちはわかりますが、心の中だけに留めておきましょう。

ほめられたら素直にお礼を言えばOK

謙遜することに慣れていると、素直に喜ぶのは難しいもの。いくら子どものこととはいえ、「そうなの、すごいでしょ!」とはなかなか言えませんよね。

でも、そこまで難しく考える必要はありません。ほめられたら、「ありがとうございます」とお礼を言うようにするだけでOKです。これなら、謙遜しがちな人でもがんばれるはず。もっとできるなら、お子さまに「よかったね」と話しかけてあげると◎です。相手のこともほめてあげれば、お互い嬉しくなれますよ。

まとめ & 実践 TIPS

謙遜するというのは、日本人の良いところでもあり、悪いところでもあります。謙遜するべきところか、そうでないところかを見極めて使うことが大事。そう考えると、子どもの自信をつけてあげるためには、謙遜は必要ないものですよね。

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