小学校低学年からのお留守番 出かける前のチェックポイントとお約束
- 育児・子育て
小学生のお子さまに留守番をお願いするとき、とくに低学年のお子さまは危険がないか心配になるものです。「急な来客が来たらどうする?」「家の危険なポイントは無いだろうか」と悩んでいませんか? 今回は小学生のお子さまにお留守番をお願いするときの、注意したいチェックポイントをお伝えします。
この記事のポイント
リビング・キッチンの注意ポイント
リビングやキッチンでは、危険性の高いものが多くあります。カッターナイフや、包丁・湯沸かしポットなどです。ケガややけどの危険性のあるものが、手の届くところに置かれていませんか? 今一度チェックしてみましょう。
時間帯によってはお子さまののどが渇いたり、お腹が空いたりする可能性もあります。しかし湯沸かしポットや電子レンジを使わせないようにしましょう。やけどや誤った使用方法をする可能性があるからです。留守番前のお約束として、お子さまに話しておいてくださいね。
たんすや本棚など、家具の転倒にも注意が必要です。お子さまだけで遊んでいると、ついついのぼって遊んでしまうこともあります。心配なときは事前に「のぼってはいけないよ」と話しておきましょう。
- 刃物やポットに注意
- ポットや電子レンジは使わせない
- 家具の転倒に注意
浴室・洗面所の注意ポイント
浴室や洗面所にも危険は潜んでいます。浴槽のお湯や水は抜いておきましょう。洗濯機に入って遊ぶことも考えられるので、フタが開かないようにチャイルドロックなどをしておくとよいです。
ママのメイク用品や整髪料などで遊ぶことも考えられる場合は、約束をしておくか隠しておくと安心です。メイク用品は落ちにくいですし、もし薬剤が口に入ったら大変です。住居用洗剤や薬品など、皮膚や衣類に付着すると危険なものは見えないところにしまっておきましょう。
- 浴槽の水・お湯を抜く
- 洗濯機はフタをした状態で
- メイク用品や洗剤はしまう
ベランダ・玄関の注意ポイント
ベランダや玄関など、お子さまが出ていく可能性のある場所はしっかりと施錠しましょう。外部から侵入される可能性のある大き目の窓や腰高の窓にも注意してください。
窓やベランダに届くような、足場になるものは注意しましょう。腰高窓のそばのソファーやベッドに足をかけることがあります。窓を施錠しておいても、開けてしまうかもしれません。ベランダの室外機が足場になりそうな人も含めて、お子さまに鍵を開けないように伝えておきましょう。
またインターホンが鳴っても、不用意に対応しないように約束しておきます。お子さまの友達が来た場合にも、留守番中には遊びに行ったり家に入れたりしないようにしましょう。
- 窓は施錠する
- 窓やベランダの足場になる物に注意
- インターホンには対応しない
まとめ & 実践 TIPS
低学年のお子さまの留守番は、心配な点が多いです。「リビングやキッチン」をはじめ「浴室・洗面所」「ベランダ・玄関」など家の中を細かく注意しましょう。留守番の時間を最初は短めにして、少しずつ伸ばしていくと安心です。親子ともに無理なく留守番をしてくださいね。
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