小学生のお子さまにオススメの紫外線対策とは?

 小学生といえば、日焼けするのが当たり前。でも、紫外線が有害というのは今では常識。実際、紫外線を浴びすぎると、熱中症の危険が高まったり、皮膚癌や将来的に白内障を誘発する恐れがあります。小学生のためのおすすめの紫外線対策とは?


子どもの皮膚は未熟で薄いので、大人以上に紫外線のダメージを受けやすい

 小学生など、子どもの皮膚は未熟で薄く、細胞分裂も激しいので、大人以上に紫外線のダメージを受けやすいと言われています。大人の美白は進んでいますが、子どもの皮膚も紫外線からしっかりと守ってあげたいもの。

 

子どもを日焼けから守る子どもの紫外線対策として、さまざまな対策も打ち出されているほか、子ども向けの紫外線対策商品も年々売れ行きを伸ばしています。

 

 

紫外線対策商品

・子ども向けの紫外線を90%防ぐTシャツ

・夏でも涼しく着られる長袖の洋服

・Tシャツ型の水着

・子ども向けの日傘

 

子どもを日焼けから守るためには、紫外線対策商品を活用してあげると安心です。

 

また、日焼け止めも有効。しかし、実際は、子どもが日焼け止めを嫌がる、親が子どもに日焼け止めを塗るのが面倒くさい、などの理由で、怠っている人が多いようです。子どもにとっても日焼け止めのべたっとした感触を嫌がる子どももいるようですが、最近は、ジェルタイプのものやスプレータイプのものもあります。これはさらっとしていて塗りやすいので、面倒臭がらずにしっかり塗ってあげたいものです。

 

 

そのほかの紫外線対策

・外出時には帽子を被せる

帽子のつばが7cmあるものなら、顔に当たる紫外線の60%をカットでき、紫外線に弱い目も守ることができます。

 

・日差しの強い午前10時~午後2時までの間は要注意

日陰は、紫外線量が日向の半分程度。日差しが強い時間に外で遊ばせる場合は気をつけましょう。

 

・服装は、編み目が詰まった綿やポリエステルがおすすめ

綿やポリエステルは、紫外線をカットしやすい素材。編み目が詰まっていることがポイントです。

 

子どもの頃は日焼けをしてもすぐには害が表れません。紫外線を浴びると細胞のDNAが傷つきます。DNAが傷つくと、免疫力が低下して、体力が落ちるだけでなく、日焼けを繰り返すことで、将来的に皮膚がんになる可能性も高くなります。

 

しかし、紫外線は害をもたらすばかりではありません。紫外線は皮膚をばい菌から守る殺菌作用があったり、骨を強くするビタミンDの生成には欠くことができません。適度に外で遊ばせることは大事なこと。その際は、きちんと紫外線対策をしてあげると安心です。

 

子どもだから大丈夫と油断せず、日々の紫外線対策を心がけてあげましょう。

 

 

監修:高田佳輝

40年間小児外科を中心に小児医療に携わる。小児外科指導医。

プロフィール



「ベネッセ教育情報サイト」は、子育て・教育・受験情報の最新ニュースをお届けするベネッセの総合情報サイトです。
役立つノウハウから業界の最新動向、読み物コラムまで豊富なコンテンツを配信しております。

お子さまに関するお悩みを持つ
保護者のかたへ

  • がんばっているのに成績が伸びない
  • 反抗期の子どもの接し方に悩んでいる
  • 自発的に勉強をやってくれない

このようなお悩みを持つ保護者のかたは多いのではないでしょうか?

\そんな保護者のかたにおすすめなのが/
まなびの手帳ロゴ ベネッセ教育情報サイト公式アプリ 教育情報まなびの手帳

お子さまの年齢、地域、時期別に最適な教育情報を配信しています!

そのほかにも、学習タイプ診断や無料動画など、アプリ限定のサービスが満載です。

ぜひ一度チェックしてみてください。

子育て・教育Q&A