オムツがはずれるとどんないいことがあるの? 保護者編

オムツはずれをスタートするにあたってのサインや、具体的な心構えなどももちろん大切ですが、そもそもオムツがはずれると、どんないいことがあるのでしょうか? ここでは、保護者のかたにとっての効用やメリットについて見ていきます。


子どもの成長をわかりやすく実感できる

 日々の子育てには終わりがありませんが、オムツはずれは「オムツがはずれる」「おもらしをほとんどしなくなる」などといった明確なゴールがあります。子どもの成長をダイレクトに実感できますし、達成感を得ることもできるでしょう。オムツがはずれるのは子どもにとって誇らしいことなので、自信に満ち溢れた子どもの表情に出合えれば、子育ての楽しさを感じられるはず。

また、外出先などでオムツのことを気にしないで済むようになるため、家族でできることの幅も広がります。オムツがはずれたら、今までバッグを陣取っていた大きなオムツポーチのかわりに、何を入れて出かけましょうか。それを考えるだけでもワクワクしますね。

 

 


おうちのかた自身も「成長した自分」を感じることができる

 オムツはずれはもちろん、子どもにとっては大きな成長のステップですが、実はおうちのかたにとっても貴重な成功体験になるものです。

どんな子どもでも一気にオムツがはずれることはありませんし、1つできるようになっても次の1つでまたつまずく…など、絶対におうちのかたの思い通りにはいきません。でも、「子どもの成長を見守る」というのは、そこで焦ったり叱ったりすることなく、温かく応援してあげること。ときにはおうちのかた自身の不安やイライラとまっすぐ向き合ったり、うまくコントロールしたりする経験を経てようやく成功するので、子どもだけでなくおうちのかたも自分自身の成長を実感できるに違いありませんよ。

 

 

子どもへの愛情を伝えてあげることができる

 一般的に日本人は愛情表現が控えめだといわれますが、オムツはずれは子どもへの愛情表現の絶好のチャンス! オムツがはずれたときに「すごいね!」「よかったね!」「大きくなったね!」など喜びや感動を言葉でわかりやすく表現したり、ギュッと抱きしめたりして、精いっぱい愛情を伝えてあげましょう。「昨日はできなかったことが今日はできた」という「認め」を、そばにいるおうちのかたにしてもらうことで、子どもも達成感を感じられ自信をグングン伸ばしていけます。

 

 

プロフィール

塩谷香

東京成徳大学子ども学部教授。児童学修士。東京都品川区旗の台保育園長ほか、二葉すこやか園保育室長として幼保一体型施設の開設に尽力。長年保育の現場に携わってきた。

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