【中高生のネット利用実態調査】15%前後の中高生は、テレビよりインターネット動画視聴の時間が長い。

【中高生のネット利用実態調査】15%前後の中高生は、テレビよりインターネット動画視聴の時間が長い。ベネッセ教育総合研究所では、2014(平成26)年2月〜3月に、全国28の中学校・高校の中学1年生〜高校2年生9,468人を対象にしたICTの利用実態・意識に関する調査を実施した。ネットやスマホとの関わりがどのくらいあるのか、またオンライン上でのつながり・コミュニケーションが子どもたちの生活や文化・学習にどのような影響を与えているのだろうか、様々な角度から探ってみた。

 

平日のインターネット上の動画とテレビの視聴時間は、ネット動画もテレビも全般に中学生の方が長時間視聴の割合が多くなっている。ネット動画は中学生の約1割が「3時間以上」(「3時間くらい」+「4時間以上」)見ている。次に、ネット動画とテレビのどちらを長く見ているのか、回答時間の差異から3つのケース「ネット動画の方が長い」「ネット動画とテレビが同時間」「テレビの方が長い」に分けた結果が図である。テレビより「ネット動画の方が長い」のは中学生14.3%、高校生16.8%であった。

 

Q.平日(学校がある日)に次のようなことをどれくらいしていますか。1日のだいたいの時間を答えてください。

 

インターネット上の動画(Youtube、ニコニコ動画など)とテレビをみる時間

 

ネット動画とテレビの視聴時間の比較

 

出典:中高生のインターネット利用の実態は? ネット利用の実態とコミュニケーションに対する意識~中高生のICT利用実態調査2014より~

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