クリスマスプレゼントに迷っているかたへ!おもちゃの選び方(4歳児編)
4歳くらいの年齢になると、お子さまにお勉強っぽいことを始めさせたい時期ではないでしょうか。しかし、そう思って購入したワークブックを使いきれず、たまってしまう一方...。そんな経験されたかたも多いはずです。4歳の発達段階をしっかりと理解して選ばないと、せっかくの知育玩具もお子さまは使ってくれません。
4歳の子どもの発達段階
まずは4歳の発達段階がどんなものなのか、ポイントを整理します。
【特徴1】お勉強に興味を持ち始める
「読み書き」など、お勉強に近い内容に興味を持ち始めます。たとえば、まわりにあるひらがなに興味を持って「あれなんて読むの?」と聞いたり、鉛筆でお絵かきをしてお手紙を交換したりすることに、お子さまは「楽しい!」と感じるでしょう。
【特徴2】自立を始める
ほかの人の手を借りずに一人でできることが増え、おうちのかたの手から少しずつ離れていく時期です。そんな自立し始めの時期だからこそ、お子さまの自信をはぐくむ体験を用意してあげることがポイントです。
以上のように、幼稚園など、おうちとは違う世界に飛び出していく4歳の時期は、これまでと比べて格段とできることが増え、興味の範囲も広がっていきます。以上の発達段階を踏まえ、4歳のお子さまには、次のような知育玩具を選びましょう。
遊び感覚で取り組んでもらう
ものごとに興味が出始めるとはいえ、文字ばかりで構成されたワークブックや、発達的に難易度の高い玩具を最初から与えてしまうと、お子さまはできないことにストレスを感じ、せっかくの玩具に興味を失ってしまいます。
初めての知育玩具だからこそ、まずは遊び感覚でできる「お勉強ごっこ体験」の玩具がおすすめ。遊び感覚のなかで、ひらがなの読みが定着したり、書き準備に取り組めたりできる玩具を用意しましょう。
適度なサポートで「一人でできる」!
お勉強ごっこというと、おうちのかたがつきっきりで教えなければいけないと思われがちです。しかし「これは違うよ」「正しくはこうだよ」と声をかけると、自由に遊びたい子どもにとってそれがストレスになり、おうちのかたもイライラしてしまうものです。
4歳の子どもが一人で遊べるように、たとえば、音や光で遊び方を説明するなど、適度なサポートを用意してあげて「一人でもできる!」という自信をはぐくんであげましょう。