給食で偏食克服のケースも? 高校生の食べ物好き嫌い
ベネッセ教育情報サイトでは、サイトメンバーの高校生の保護者を対象に「お子さまには食べ物の好き嫌いはありますか? どのような?」というテーマでオンライン投票を実施した(投票期間:2014年3月 投票数645票)。子どもの偏食に頭を悩ませている保護者は少なくないはずだが、年齢が上がるにつれて苦手な食べ物を克服していくケースもあるようだ。実際はどうなのだろうか?
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投票では、食べ物の好き嫌いが「たくさんある(9.9%)」「いくつかある(39.1%)」「ある(12.2%)」と、6割以上の子どもに苦手な食べ物があることがうかがえました。
●野菜全般、特にブロッコリーときのこ類がダメ
●納豆・おくら・山芋などのねばねば系と、キムチ・からしなどの辛いもの
●魚が嫌い
●とうふや豆類が苦手
●ケチャップやマヨネーズ、お酢が苦手
●少しでも青臭さ、苦さ、すっぱさがあると拒否。食べられるもののほうが数えるほどで、生きているのが不思議
一方、「ほとんどない(31.6%)」「ない(6.8%)」と、「高校生の我が子は好き嫌いなく何でもよく食べる」というご家庭が約4割ありました。寄せられたコメントをご紹介します。
●「出されたものを食べないと次から食事はない」と小さいときから言い聞かせた
●肉、魚、野菜、主食などをバランスよく食べる習慣がついている
●パセリまで食べるので、これだけは残す、という物を思いつかない
「小さいころは偏食気味でしたが、年齢が上がるごとに嫌いなものも少なくなってきています。小・中学校の給食の恩恵かもしれません」「味覚が変わってきて、随分食べられるものも増えました。他人と同じモノを食べる経験として、給食は大事な食育だったと感謝しています」など、学校給食を通じて偏食を克服したケースも。家庭だけではなく教育現場での「食育」の大切さも伺えました。
出典:【高校生】お子さまには食べ物の好き嫌いはありますか? どのような? -ベネッセ教育情報サイト