【小学生がなりたい職業】1位は4年連続「ユーチューバー」
- 進路・職業
社会が大きく変化する中、小学生は自分の将来について、どのように考えているのでしょうか?
「進研ゼミ小学講座」が実施した「2023年の出来事や将来に関する小学生の意識調査」から「小学生がなりたい職業」の結果をご紹介します。
4年連続「ユーチューバー」が1位
調査を開始した2020年から4年連続で1位となったのは「ユーチューバー」。
上位には、芸能、マンガやアニメなどのエンタメ関連の仕事がランクイン。
子どもたちにとってエンタメは、日常的に親しんでいる身近なものでしょう。
そんななかで「ユーチューバー」は将来挑戦してみたい仕事として意識されるようになったのではないでしょうか。
芸能人やクリエィティブ系の職業が大人気
いまの子どもたちは、テレビだけではなく動画配信サイトやSNSなどで芸能人の活動を目にしたり、ユーチューバーなどのクリエイターの表現に触れたりする機会が広がっています。
このような環境の影響もあり、芸能人やクリエイターにあこがれる子どもたちが増えていると考えられます。
子どもが「ユーチューバーになりたい」と言ったらどうする?
子どもから「ユーチューバーになりたい」と言われると、保護者のかたは戸惑ってしまうこともあるのではないでしょうか?
子どもにとって、めざすべき夢があることは、モチベーションにもつながります。
無下に否定せず、「なぜなりたいと思ったの?」と尋ねて、ぜひお子さまの言葉に耳を傾けてみてください。
「どんなユーチューバーになりたいか」「ユーチューバーになるために、どんな力を身につけておく必要があるか」など、親子で話し合ってみるとよいでしょう。
将来の夢のサポートをする際には、やりがいと大変さの両方を伝えることが大切です。「大変だけどがんばっていこう」という気持ちを醸成してあげられるとよいですね。
まとめ & 実践 TIPS
子どもたちが憧れる職業は、社会の状況とも大きく関連しているようです。
変化が大きい社会のなかで、小学生の子どもたちは、夢を持って成長しつづけています。
大人はぜひ子どもの言葉に耳を傾けて、夢を叶えるためのサポートをしてあげられるとよいですね。
出典:
調査名:「進研ゼミ小学講座」 小学生18,000人に聞きました!2023年総決算ランキング
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、代表取締役社長:小林仁)「進研ゼミ小学講座」が、2023年の出来事や将来に関する小学生の意識調査を実施。2020年に同趣旨の調査を開始し、今年で4回目。
実施期間・方法:2023年11月10日~26日にアンケートを実施。
回答者・回答数:「進研ゼミ小学講座」の小学3~6年生の会員を対象に18,802人(女子12,859人/男子4,728人/性別無回答・その他1,215人)が回答。
ニュースリリースはこちら
「ユーチューバーになりたい!」子どもに言われたとき、どう答えますか?
https://benesse.jp/juken/202102/20210205-2.html
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