キャオキャオパーなのね!なう。[大学受験]
++キャオキャオパーなのね!なう。++
ここしばらく、頭の中に浮かぶ、イヤーな感じのイメージに悩まされております。
ふとしたこと、たとえばムスメの「最近勉強に集中できなくて。」のひとことや、
「高校時代、いったい何を勉強してたのかと思うよ。」というなにげないつぶやき、
そういった小さな小さなギザギザしたマイナスの言葉が、とげのようにチクチクと
いつまでも心に残って、「もしかしたら今年もよい結果につながらないのでは。」と
考えてしまうのです。
おかしな夢も見ます。
急に合否判定通知が届き、黒々と大きな字で「不合格」と書いてある紙を
ムスメに見られないように、遠いところまで走って捨ててくる……という夢などです。
目が覚めた時の不安なことといったら。冷や汗がしばらく止まりませんでした。
そして、走っても走っても足がもつれるあのじれったさ。悪夢って本当に疲れます。
それに加えて、最近のムスメの顔色の悪さ、食欲不振、睡眠不足や運動不足が
見え隠れする日常に、親として責任を感じたりしているのも悪いイメージに
つながっているのかもなあ、と思ったりしてます。
4月には希望に満ちあふれ、「よし!これから新しい進路に向かって親子でがんばるぞう!」
なんて言っていたのが遠い昔のことのようで……。
この夏、あの灼熱の毎日もいつのまにか過ぎ去っていったように、情熱や希望もまた
長くは続かないのかもしれないですね。
ああ、なんかどんどん暗くなってきた。
以前、雑誌かなにかを読んでいた時に、「キャパオーバー」を「キャオキャオパー」と
見間違えて、その語感の楽しさに爆笑したことがありますが、我が家は今、まさにそれ。
家族みんなが仕事に勉強に、いっぱいいっぱいのこの感じ。励ましあってもなぜか空回りの
むなしさよ。
せめて明るい話題でも……と思うのですが、それを探すのもおっくうな感じです。
あ、ムスメの机の上で蛍光灯に照らされて、光り輝いている猫はたいそうかわいかったです。
これを我が家の希望の星としよう! うん、そうしよう!
疲れて寝てしまっているムスメには、そのままちょっと休んでもらって、
次の日からまたがんばればいいかな、と考えることにします。