受験勉強のやる気を維持するコツは?

受験勉強は1、2週間で終わる定期テスト対策とは違って、半年以上、やる気を維持しながら取り組まなくてはなりません。一般的に“受験の天王山”と言われる夏休みは、皆さん必死に勉強に取り組むでしょうが、秋以降になるとその反動から緊張が途切れてしまう人も出てきます。今回の記事では、長期に渡る受験勉強の中でやる気を維持する方法をご紹介します。


目標を明確にすることが受験勉強のやる気を維持する秘訣

 やる気を維持するために最も重要なことは「受験勉強の目標を明確にすること」です。とはいえ、「第一志望合格」という目標は、受験生であれば全員がもっているもの。大切なことは「志望大に入学後に、何をしたいのか」を具体的にイメージすることです。例えば、「グローバル教育に力を入れている○○大に入学して、レベルの高い英語の指導を受け、海外留学をしたい」という具体的なイメージをもっていれば、受験勉強にも力が入るはず。逆に大学のネームバリューや模試の成績から判断して志望大を決めてしまうと、成績が伸び悩んだときに、志望校を変更してしまいがちです。目標を明確にイメージできない人は、まず、自分の将来をよく考えてみましょう。

 

 

模試の結果に一喜一憂せず、苦手克服に活用する

 2学期以降は模試を受験する機会が多くなります。模試の結果を気にしすぎるあまり、モチベーションを下げてしまうのは本末転倒です。良い判定が出たからといって気を緩めたり、判定が悪いからといって投げやりになったりしないように気をつけましょう。成績表が返ってきたら、秋の段階では判定は参考程度に確認し、「成績推移」や「教科バランス」「設問別成績」に着目しましょう。仮に判定が悪くても、「成績推移」を見ると、「実は少しずつ成績が伸びていた」という場合もあるでしょう。また、「教科バランス」「設問別成績」を見ると、点が取れなかった教科、分野がわかります。これらを参考にして、苦手対策にしっかり取り組めばよいのです。

 

 

受験に向けた無理のない計画を立て、勉強を習慣化することでやる気を維持しよう!

 人間は機械ではありませんから、常にがんばり続けることは不可能です。オーバーワークになると、逆にやる気が下がってしまうことも考えられます。また、「成績が伸びない」「受験本番まで時間が足りない」という焦りから、勉強を詰め込みすぎて、結局、消化できずに落ち込んでしまう人もいます。長く続けられない計画になっていないか、時々、チェックすることも必要です。

 

計画を見直す際は、できるだけ勉強を習慣化する方法を考えましょう。できるだけ、「同じ時間に同じ教科の勉強をする」のがポイントです。また、最低限のノルマをあらかじめ決めておき、やる気がでないときもそれだけはこなすようにしても良いでしょう。

 

 

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