アニメ映画で英語を学ぶ!中高生が翻訳に挑戦!
- 勉強法
「英語を楽しく学習したい」「リスニング力をアップしたい」「発音やイントネーションを上達させたい」という人にオススメしたいのが「映画で英語を学ぶ方法」です。
英語を学習するうえで、生の英語がナチュラルスピードで聞ける映画は最高の教材です。特にアニメ映画は話されている英語も聞き取りやすく物語もわかりやすいものが多いのでオススメです。
〈Challenge English〉では、2018年に世界中で大ヒットを記録した『ボス・ベイビー』の続編『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12/17公開)から1フレーズの字幕を考えてみる「翻訳家にチャレンジ」キャンペーンを実施。1,000件を超えるユニークな作品が寄せられました。
1000人を超える中高生が翻訳に挑戦! ユーモラスにお題を解釈!
チャレンジしたのは、このセリフ。
“No. They think that’s a terrible idea.”
物語の舞台は前作『ボス・ベイビー』から25年後。大人になった「ボス・ベイビー」と「ティム」の兄弟のもとに、ベイビー社から、新たなミッションをもって派遣された「ボス・レディ」が放った言葉です。
映画の世界観を生かした自由な発想の作品が寄せられました。
【中高生部門応募作】(応募総数1,012件)
(進研ゼミ中学講座・高校講座会員向けに実施)
● なわけ!あいつらはこれをエイリアンが来るのと同じ位ひどい考えだと思ってるわ (中1)
● まさか。彼らはありえないと思っているわよ。 (中2)
● そんな考えムチャだってオッサンたちは言ってるよ。 (中3)
● いや、そんなの本部は絶対にイカれてるって思うわよ! (高1)
● お偉いさんたちはやめた方がいいって思ってるわ。 (高2)
英語を楽しく学習するうえで、映画は最高の教材!
キャンペーン期間終了後、約1万人の中高生が参加したオンラインライブ授業では、3つのシーンのセリフの翻訳と発音レッスンに挑戦しました。
1. まずは、映像を見ながら、英語を意識して聞き、シーンの理解を深める
2. 次に翻訳するフレーズの意味を理解し、そのうえで、キャラクターの性格やシーンの前後の関係から、適切な翻訳を考える
という流れで授業は進みました。オンラインライブ授業ならではのチャット機能で、中高生らしい感性豊かな案がたくさんの参加者から寄せられました。
3. 最後に〈Challenge English〉のネイティブ講師による発音ポイント指導のあと、映画のセリフに合わせ声優になった気分で音読練習!
発音やリズム、スピードを意識して音読することで、発音やイントネーションなどの英語力アップにもつながります。
授業後には、「英語は苦手だけど楽しかった」「これからは英語で観てみようと思った」といった感想が多くみられ、映画を通して英語への興味を高めることができたようです。
オンラインライブ授業参加者の声
"ただ単に翻訳するだけでなく、話している人によって喋り方を変える(自分の事を「俺」と呼んだり語尾を「よ」としたりする)ことがとても勉強になった。"
"いつも、新しい文法を習って基本文をやるけど、今回は、ネイティブな外国の人が使っているような文を直訳じゃなくできたので、面白かった!"
"翻訳のお仕事の楽しさを感じることができた。楽しかった。"
"翻訳が直訳と全然違ってビックリしました。"
"翻訳者を目指して英語の勉強を頑張ろうと思いました。"
"映画のセリフを発音するのが楽しかった。"
"声優にあこがれていたので、今回の企画はとても嬉しかったです!"
"実際の翻訳の難しさや早さなど、初めて知ったことばかりでとても面白かったです!"
家庭で映画を通して英語を学ぶときのポイント
1. ストーリーを理解するために、まずは最初から最後まで見る(吹き替えではなく、字幕で)
2. お気に入りのシーンを繰り返し見て、聞き取ることができた単語やフレーズを書き出す(綴りがわからない単語はカタカナでもOK!)
3. 英語字幕を表示し、答え合わせをする
4. 書き出したフレーズを映像に合わせて音読する
まとめ & 実践 TIPS
英語で映画を見ることは、繰り返し「生の英語のセリフ」を聞いたり音読したりできるので、リスニング力アップや音読してみることによるスピーキング力の向上に効果的です。
ご家庭でも、吹き替えではなく、字幕で映画を見て、楽しみながら、英語力を高められるといいですね。繰り返し見ることで、聞き取れるセリフが増え、発音やイントネーションも上達しますよ!
※記事内で紹介している「オンラインライブ授業」は、12/14(火)に〈Challenge English〉編集部が、進研ゼミ中学講座、高校講座の会員を対象に実施したものです。
〈Challenge English〉は、「Seek the Future.」(ひらけ、英語で、ミライ。)をキャッチフレーズに、中高生に「英語との未来」に向けて、英語への興味・関心を高める教材を提供しています。
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