【小学生が習う漢字 学年別一覧】漢字を正しく効率よく覚えるコツ、苦手克服法も解説! 漢検にも挑戦してみよう

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漢字は、読み・書きや語彙力のベースとなるだけでなく、全ての教科の学習の土台となる重要なものです。とはいえ、数も多く、字形や書き順、部首、熟語など覚えることも多いため、苦手意識を感じるお子さまも多いもの。そこで、効率的な漢字学習や苦手を克服する方法、学習を楽しくするアイデアなどをご紹介していきます。

この記事のポイント

小学生が6年間で習う漢字一覧(2020年度から)

2020年度から始まった新しい「学習指導要領」では、小学生が6年間で学ぶ漢字として1026字が定められています。これは、改訂前の旧学習指導要領より20字増加しています。各学年ごとに習う漢字と数を見ていきましょう。

小学1年生が習う漢字は80字

一 右 雨 円 王 音 下 火 花 貝 学 気 九 休 玉 金 空 月 犬 見 五 口 校 左 三 山 子 四 糸 字 耳 七 車 手 十 出 女 小 上 森 人 水 正 生 青 夕 石 赤 千 川 先 早 草 足 村 大 男 竹 中 虫 町 天 田 土 二 日 入 年 白 八 百 文 木 本 名 目 立 力 林 六

小学2年生が習う漢字は160字

引 羽 雲 園 遠 何 科 夏 家 歌 画 回 会 海 絵 外 角 楽 活 間 丸 岩 顔 汽 記 帰 弓 牛 魚 京 強 教 近 兄 形 計 元 言 原 戸 古 午 後 語 工 公 広 交 光 考 行 高 黄 合 谷 国 黒 今 才 細 作 算 止 市 矢 姉 思 紙 寺 自 時 室 社 弱 首 秋 週 春 書 少 場 色 食 心 新 親 図 数 西 声 星 晴 切 雪 船 線 前 組 走 多 太 体 台 地 池 知 茶 昼 長 鳥 朝 直 通 弟 店 点 電 刀 冬 当 東 答 頭 同 道 読 内 南 肉 馬 売 買 麦 半 番 父 風 分 聞 米 歩 母 方 北 毎 妹 万 明 鳴 毛 門 夜 野 友 用 曜 来 里 理 話

小学3年生が習う漢字は200字

悪 安 暗 医 委 意 育 員 院 飲 運 泳 駅 央 横 屋 温 化 荷 界 開 階 寒 感 漢 館 岸 起 期 客 究 急 級 宮 球 去 橋 業 曲 局 銀 区 苦 具 君 係 軽 血 決 研 県 庫 湖 向 幸 港 号 根 祭 皿 仕 死 使 始 指 歯 詩 次 事 持 式 実 写 者 主 守 取 酒 受 州 拾 終 習 集 住 重 宿 所 暑 助 昭 消 商 章 勝 乗 植 申 身 神 真 深 進 世 整 昔 全 相 送 想 息 速 族 他 打 対 待 代 第 題 炭 短 談 着 注 柱 丁 帳 調 追 定 庭 笛 鉄 転 都 度 投 豆 島 湯 登 等 動 童 農 波 配 倍 箱 畑 発 反 坂 板 皮 悲 美 鼻 筆 氷 表 秒 病 品 負 部 服 福 物 平 返 勉 放 味 命 面 問 役 薬 由 油 有 遊 予 羊 洋 葉 陽 様 落 流 旅 両 緑 礼 列 練 路 和

小学4年生が習う漢字は202字

愛 案 以 衣 位 囲 胃 印 英 栄 塩 億 加 果 貨 課 芽 改 械 害 街 各 覚 完 官 管 関 観 願 希 季 紀 喜 旗 器 機 議 求 泣 救 給 挙 漁 共 協 鏡 競 極 訓 軍 郡 径 型 景 芸 欠 結 建 健 験 固 功 好 候 航 康 告 差 菜 最 材 昨 札 刷 殺 察 参 産 散 残 士 氏 史 司 試 児 治 辞 失 借 種 周 祝 順 初 松 笑 唱 焼 象 照 賞 臣 信 成 省 清 静 席 積 折 節 説 浅 戦 選 然 争 倉 巣 束 側 続 卒 孫 帯 隊 達 単 置 仲 貯 兆 腸 低 底 停 的 典 伝 徒 努 灯 堂 働 特 得 毒 熱 念 敗 梅 博 飯 飛 費 必 票 標 不 夫 付 府 副 粉 兵 別 辺 変 便 包 法 望 牧 末 満 未 脈 民 無 約 勇 要 養 浴 利 陸 良 料 量 輪 類 令 冷 例 歴 連 老 労 録

小学5年生が習う漢字は193字

圧 囲 移 因 永 営 衛 易 益 液 演 応 往 桜 可 仮 価 河 過 快 解 格 確 額 刊 幹 慣 眼 紀 基 寄 規 喜 技 義 逆 久 旧 救 居 許 境 均 禁 句 型 経 潔 件 険 検 限 現 減 故 個 護 効 厚 耕 航 鉱 構 興 講 告 混 査 再 災 妻 採 際 在 財 罪 殺 雑 酸 賛 士 支 史 志 枝 師 資 飼 示 似 識 質 舎 謝 授 修 述 術 準 序 招 証 象 賞 条 状 常 情 織 職 制 性 政 勢 精 製 税 責 績 接 設 絶 祖 素 総 造 像 増 則 測 属 率 損 貸 態 団 断 築 貯 張 停 提 程 適 統 堂 銅 導 得 毒 独 任 燃 能 破 犯 判 版 比 肥 非 費 備 評 貧 布 婦 武 復 複 仏 粉 編 弁 保 墓 報 豊 防 貿 暴 脈 務 夢 迷 綿 輸 余 容 略 留 領 歴

小学6年生が習う漢字191字

胃 異 遺 域 宇 映 延 沿 恩 我 灰 拡 革 閣 割 株 干 巻 看 簡 危 机 揮 貴 疑 吸 供 胸 郷 勤 筋 系 敬 警 劇 激 穴 券 絹 権 憲 源 厳 己 呼 誤 后 孝 皇 紅 降 鋼 刻 穀 骨 困 砂 座 済 裁 策 冊 蚕 至 私 姿 視 詞 誌 磁 射 捨 尺 若 樹 収 宗 就 衆 従 縦 縮 熟 純 処 署 諸 除 承 将 傷 障 蒸 針 仁 垂 推 寸 盛 聖 誠 舌 宣 専 泉 洗 染 銭 善 奏 窓 創 装 層 操 蔵 臓 存 尊 退 宅 担 探 誕 段 暖 値 宙 忠 著 庁 頂 腸 潮 賃 痛 敵 展 討 党 糖 届 難 乳 認 納 脳 派 拝 背 肺 俳 班 晩 否 批 秘 俵 腹 奮 並 陛 閉 片 補 暮 宝 訪 亡 忘 棒 枚 幕 密 盟 模 訳 郵 優 預 幼 欲 翌 乱 卵 覧 裏 律 臨 朗 論

漢字の学習で大切なこと 書き順、文字を正しく効率よく覚えるコツは?

漢字の学習は、漢字の字形そのものを覚えるだけでなく、読み、書き順、部首など覚えなければならないことが数多くあります。そのため、子どもも「覚え方がわからない」「難しい」と苦手意識を抱きがちなもの。そうならないようにするためには、興味や関心を持てる方法で学習を進めていくことが重要です。

とはいえ、漢字の学習というと、つい繰り返し何度も書くことになってしまいがちなもの。それだと、子どももノートを埋めることが目的となってしまい、学習が作業のようになってしまいます。その結果、苦労の割には身につかないという状況になってしまうことも。また、修行のような反復学習ばかりしていたら、漢字嫌いになってしまう危険もあるでしょう。

漢字は、文字の成り立ちから変遷、漢字同士の関連まで興味深いエピソードが秘められているものです。そういった内容に触れることで、単調になりがちな学習をワクワク知的好奇心をくすぐられるものに変えていきましょう。次のような方法を参考にしてみてください。

漢字の形に興味を持ち、成り立ちを知る

家庭で保護者のかたがお子さまの漢字学習をサポートする際には、お子さまと一緒にその漢字の成り立ちを解説した絵を見たり、漢字の元となった物を一緒に調べたりするのがおすすめです。お子さまも「この漢字はなんでこうなったんだろう?」と漢字の形そのものに興味を持ち、楽しみながら学習を進めることができるようになるはずです。

たとえば「火」という漢字であれば、燃え上がる炎の絵からそれを簡略化した形ができ、さらに変化して「火」という漢字となったと知ることで、無機質に見えた漢字がいきいきとした物語のように捉えられるでしょう。

家庭で保護者のかたがお子さまの漢字学習をサポートする際には、クイズやゲーム性をうまく取り入れて、親子で楽しみながら学んでいくのがおすすめです。

たとえば、お子さまと一緒にその漢字の成り立ちを解説した絵を見たり、その絵から何の漢字かを当てたりすることで、漢字の形への興味が深まり、学習自体も楽しいものになるでしょう。

漢字学習は「書く」前に「読む」から始める

読み書き両方が求められる漢字学習ですが、つい「書く」ことを重視してしまいがちなものです。しかし、まずは「読む」ができるようになることが先決です。書くより、読むほうがハードルは低いもの。読む練習を続けることで、漢字に慣れ、漢字の字形も頭に入るようになります。そうすると、漢字の書きを覚える際も効率的に進めていくことができます。

また、読む訓練をすることで読みや意味を類推する力も身に付きます。たとえば「半ば」という字を読むケースを例に見てみましょう。読み方がわからなかったとしても、送り仮名をヒントにしたり、「半ばの半は半分という字に使われる漢字だから途中などの意味かな?」と類推していけるようになります。この力は、漢字力を高めることに大きく役立つものとなるでしょう。

漢字の書き順は7つの基本ルールと例外を押さえる

書き順に苦手意識を持つ子どもも多いものです。中には「書き方くらい自分の好きにしたい」「形があっていればいいんじゃないの?」と考える子もいるでしょう。とはいえ、書き順は漢字を効率的に覚えたり、早く書けるように考案されたもの。正しく早く書くことに役立つものであることを伝えられるとよいでしょう。

また、書き順は次のような7つの基本ルールがあります。それらを押さえたうえで、例外の漢字を注意していくようにすれば、効率的に覚えていくことができるはずです。

<書き順の7つの基本ルール>
1.上から下(三など)
2.左から右(川など)
3.縦横が交わる字は、横棒から縦棒(千など)
4.真ん中と左右がある場合は真ん中から(小など)
5.左はらいが先で右はらいが後(文など)
6.真ん中を貫く画は最後(中など)
7.外側を囲む角は先に(四など)

7つの基本ルールを色々な字で確認していくと、ルールへの理解が深まるのでおすすめです。

また、ルールに当てはまらないイレギュラーな漢字は要注意漢字として意識していくようにしましょう。たとえば、「右」という漢字。基本ルールは「左から右」のため横棒から書いてしまいがちですが、縦棒からが正解となります。

部首や意味、読み方など似ている漢字を関連づけて覚える

習った漢字の数も増えてきたら、複数の漢字を関連づけて覚えていくと効率的です。関連づけの方法は、次のような視点で行うといいでしょう。

・同じ部首の漢字(花、草、若など)
・意味が似ている漢字(救、助など)
・読み方が似ている漢字(移す、映す、写すなど)
・反対の意味になる漢字(始まる、終わるなど)

漢字が苦手な我が子…どうサポートすべき?

漢字が苦手という子どもは多いものです。苦手を克服していく際に大切なのは、ただやみくもに漢字学習を進めるのではなく、つまずいているポイントに合った対策を行うということ。次のよくあるつまずきポイントを参考に、お子さまの状況に合ったサポートを行うとよいでしょう。

つまずきケース1:とめ・はね・はらいが曖昧

大体の形は書けているのに、とめ・はね・はらいが丁寧に書けずにテストで減点されたというケースは意外と多いものです。「ほとんど書けてるのに、減点されるなんて細かい!」と漢字が嫌になってしまう子どももいるでしょう。

このような場合、とめ・はね・はらいを正しく身につけさせるために、とにかく何度も書いて覚えさせなければと考えるかたもいらっしゃるかもしれませんが、実はそれは逆効果。何度も書いているうちに、雑になってしまったり、作業化したりしてしまい、結局身につかないだけでなく、漢字がますます嫌いになることにもつながりかねません。

大切なのは、書き取り回数は少なくても丁寧に書くこと。3回程度の書き取りでも丁寧に正しく書けた場合は、「よくできたね!」とたくさんほめて、その1文字を親子で今一度よく見て確認し、それで練習を終わりにしてもよいのです。もし、同じ漢字を何度か練習したほうがよい場合でも、10回くらいまでに止めておくのがよいでしょう。

つまずきケース2 :小テストはできても、範囲が広いテストはできない

出題される漢字が限られた小テストでは得点できても、範囲が広くなると得点できないという場合は、「短期記憶」頼みになっている可能性が高いでしょう。小テストの前日に慌てて練習し、翌日のテストでは何とか書けても、その後の復習もおろそかにして忘れてしまうことが繰り返されているものと考えられます。

そのようなお子さまの場合、「短期記憶」を「長期記憶」にする勉強法を取り入れていくことが重要です。次のポイントに注意して学習するとよいでしょう。

丸暗記ではなく、意味付けしながら覚える

漢字の成り立ちや、部首が表す意味、熟語や四字熟語としての使われ方など、意味付けしながら覚えることで、思い出すための手がかりを得ることができます。丸暗記はすぐに忘れてしまいますが、手がかりを得ることで記憶への定着が促進されるはずです。

声に出して覚える

記憶に刻み込むには、五感をなるべく多く使うことが有効です。目で見る、手で書くだけでなく、声に出しながら覚えることも忘れないようにしましょう。

1週間以内にドリルで復習

一度覚えたものも、思い出さないことには長期的に記憶に残していくことはできません。そのため、覚えたことのチェックが重要となります。とはいえ、覚えてからあまりに時間が経ってからではほぼ忘れてしまっているはずなので、チェックは1週間以内に行うことがおすすめ。新しい漢字を覚えていくだけでなく、少し前に覚えた漢字をチェックすることを習慣化していければ、漢字力は飛躍的に向上していくはずです。

つまずきケース3:そもそも字形が覚えられない

字形を正確に覚えられない場合は、字形そのものを覚えようとするよりも書き順を意識して覚えると効果的です。これは、「進研ゼミ」の学習ビッグデータの解析からも明らかになっています。書き順を理解することで、一画抜かしたり、余分に書いたりといった記憶違いが発生しづらくなるため、しっかり確認していきましょう。

小学生が漢字を楽しく学べる! 親子でできるアイデア集

漢字の学習は、どうしても単調になってしまいがちなもの。そのため「つまらない」「苦痛だ」と感じてしまう子どももいるでしょう。子どもが意欲的に学習に取り組むためにも、楽しく学べる方法を取り入れていきたいものですよね。そこで、親子でできる漢字を楽しく学ぶアイデアをご紹介します。

「空書き」する

手を上げて空中に文字を書く「空書き(そらがき)」。鉛筆を正しく持ったり、枠内におさめて書かなければと気をつけたりする必要がないため、漢字や書き順に集中できるというメリットがあります。

低学年などでは、学校で空書きに取り組む先生もいらっしゃるようですが、家でもぜひ取り入れてみましょう。その際、保護者の方も一緒に取り組んでみると、お子さまも楽しんで学べるはずです。

参考:小学生の「空書き」はメリットいっぱい?! 家庭学習で取り入れるコツは?
https://benesse.jp/kyouiku/202009/20200917-2.html

漢字あわせカードゲームで対決

漢字は、繰り返し復習することが大切とわかっていても、ドリルに取り組むだけでは気分もあがりづらいもの。そこで、カードゲームを取り入れてみてはいかがでしょうか。

「へん」と「つくり」それぞれのカードを準備して、ゲームスタート。1人がひいた「つくり」のカードに合う「へん」のカードを取っていきます。一番多くカードを取れた人が勝ちとなります。スピードも求められるため、エキサイトするはず。漢字辞典をそばにおいて、確認しながらゲームを進めることで学びも深まるでしょう。

参考記事
漢字が苦手なお子さんにおすすめ! 家族で遊べる漢字あわせカードゲーム【おうちで知育工作】
https://benesse.jp/kyouiku/202007/20200705-1.html

好きな人やモノに関わる漢字をピックアップ

好きなものであれば、調べたい気持ちや覚えたい気持ちも高まるものです。そこで、おすすめなのが好きな人やモノに関わる漢字をピックアップしてみること。たとえば、電車が好きなお子さんなら「電車」「線路」「鉄橋」「車輪」「新幹線」といった言葉から漢字をピックアップしていけるでしょう。

習った漢字はもちろん、習っていない漢字も調べてみることで、興味を持ちながら知識を増やしていくことができるはずです。

漢字検定に挑戦して力を試そう!

目標があると、学習のモチベーションは高まるものです。また、学習したことはアウトプットすることで、より定着もしやすくなります。そこでおすすめなのが、「漢検(日本漢字能力検定)」を受検することです。各級のレベルや、受検の仕方などの概要を紹介します。

漢字検定の級

漢字検定は、小学1年生修了レベルから大学程度まで12の級が設けられています。

10級 小学校1年生修了程度(80字)
9級 小学校2年生修了程度(240字)
8級 小学校3年生修了程度(440字)
7級 小学校4年生修了程度(642字)
6級 小学校5年生修了程度(835字)
5級 小学校6年生修了程度(1026字)
4級 中学校在学程度(1339字)
3級 中学校卒業程度(1623字)
準2級 高校在学程度(1951字)
2級 高校卒業・大学・一般程度(2136字)※常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル
準1級 大学・一般程度(約3000字)
1級 大学・一般程度(約6000字)

小学校の各学年修了程度に応じて、級が設けられているため、1年間の学習の仕上げとして受検するのもおすすめです。満点合格すると「満点合格証書」がもらえるため、達成感も得られるでしょう。

漢字検定を受けるメリット

漢検を実施する「日本漢字能力検定協会」は、漢検受検のメリットとして次の3つの理由を挙げています。

・コツコツ続ける学びの習慣が身につく
・「努力」が「合格」につながって「自信」「挑戦心」が芽生える
・無理なく基礎学力が身につく

漢字そのものの知識だけでなく、学習習慣や挑戦心、他の科目の学習の土台となる基礎学力も養成されるなど、漢検受検はメリットが大きいものです。また、32.4%もの高校が高校入試の合否判定の際に漢検の資格を考慮する※ など、高校受験においても漢検で資格を取得しておくと有利になることがあります。

※2021年5月10日時点の情報です。

漢字検定の受検方法

漢字検定は、年に3回実施されています。また、受検方法は次の3つの方法があります。受検時期、方法などお子さまの状況に合わせて選んでいくとよいでしょう。

個人受検

全国47都道府県の主要都市約180か所に設けられた公開会場で受検する方法。

団体受検

学校や塾・企業などでまとめて申し込みを行う方法。

漢検CBT(Computer Based Testing)受検

漢検CBT会場でコンピューターを使って漢検(2~7級)を受検するシステム。年3回の検定日に限らず、都合のよい日程を選んで受検できます。

※漢検に関する最新の情報は、日本漢字能力検定の公式Webでご確認ください。
https://www.kanken.or.jp/kanken/

まとめ & 実践 TIPS

漢字の学習は、取り組み方次第で興味を持って学習を進めていくことができます。
同じ漢字を繰り返し書くような練習方法ではなく、漢字の成り立ちや意味を一緒に覚えていくようにすることで、学習したことが定着しやすくなります。漢字が苦手というお子さまは、漢字の楽しさや興味深い部分にまだ気づけていないだけなのかもしれません。
今回ご紹介した方法を参考に保護者のかたがサポートをすることで、お子さまが漢字を楽しく学習し、正しく身につけていけるようにしていきましょう。

出典
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

小学校 学習指導要領(平成29年告示)平成29年3月告示:文部科学省
P42-45 学年別漢字配当表 
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/09/05/1384661_4_3_2.pdf

日本漢字能力検定 公式サイト
https://www.kanken.or.jp/kanken/

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