未来の自分を想像しながら歩くオープンキャンパス
オープンキャンパスは、志望大学の雰囲気を体感できる絶好のチャンス。最近は内容に工夫を凝らしたオープンキャンパスが多くなっていますが、大学側が用意するイベントやキャンパスツアーに参加するだけではもったいないです。いろいろな場所へ積極的に足を伸ばし、未来の自分を想像しながら、志望大学のよさを感じ取ってみましょう。
過去のオープンキャンパスの様子を調べ、当日の注目ポイントをチェック!
最近はどの大学もオープンキャンパスに力を入れていて、模擬授業や入試説明会のほか、学生が企画するキャンパスツアーやトークライブなど、工夫を凝らしたイベントが盛りだくさんになっています。内容が充実する一方で、反対に「何を中心に見学したらよいのか、わからない」という人もいるかもしれません。当日、何を見学するか迷わないためにも、自分の目で実際に見るポイントをあらかじめ整理しておくとよいでしょう。
例えば、公式サイトに前年のオープンキャンパスの様子を紹介している大学もありますし、動画配信サイトに過去の模擬授業の録画や在学生のトークイベントを紹介している動画を公開しているケースもあります。参加前にこれらをチェックして、「もっとよく知りたいこと」「解決したい疑問」を明確にしておきましょう。
未来の自分をイメージしながら、キャンパスを散策
オープンキャンパスでは、大学生になった自分をイメージしながらキャンパスを散策するのもおすすめです。食堂や学生ラウンジ、図書館、自習室など、休み時間に学生がよく集まる場所に足を運んで、居心地のよさそうな場所を見つけたり、大学の雰囲気に溶け込めそうか確かめておきましょう。また、キャンパス内のベンチに座って、先輩達の会話に耳を傾けてもよいでしょう。そうすることで入学後に、「なんとなく居場所がないな」「雰囲気が自分に合わないな」と悩んだりすることもなくなるはず。“その大学で過ごす学生生活の魅力”を肌で感じられれば、受験勉強のモチベーションにもつながるでしょう。
学生の気風は本屋や売店からも知ることができる
学生の気風や傾向は、パンフレットからはなかなか読み取りづらいもの。そこで、キャンパス内にある本屋や売店に立ち寄ってみましょう。書籍コーナーに貼りだされている書籍ランキングや店頭の目立つところに積んである本をチェックすれば、「大学生はどんな本を読んでいるのか」「志望大学の先輩は何に興味を持っているのか」がわかります。売店には、パソコンや文房具から化粧品まで、大学生活に必要なものを取り扱っていますから、品ぞろえを見ることで、その大学で過ごす学生生活がよりリアルにイメージできるかもしれません。また、売店でオリジナルグッズを販売している大学もあります。記念に何か買っておくと、受験勉強でくじけそうになったとき、あなたを励ましてくれるアイテムになるでしょう。
キャンパスは数年間過ごすことになる場所。入学後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、オープンキャンパスでは五感をフルに使って、気になるポイントをチェックしましょう!