幼稚園教諭ってどんな職業?どうすればなれる?
世の中にはたくさんの職業があります。どんな仕事内容で、どういう人が向いているのか知っておくことは、自分の可能性を広げるためにも、大いに役立つでしょう。今回は「幼稚園教諭」を取りあげます。
幼稚園教諭とは?
幼稚園は、3歳から小学校入学までの時期の子どもたちを預かる施設です。幼稚園教諭の仕事とは、この時期の幼児期の創造力を高め、社会生活に必要な決まりを教え、協調性を養い、心身の健全な発達を促すことです。
幼稚園教諭の仕事の内容
幼稚園教諭は、運動や音楽、絵などを園児に教えるほか、遠足などを通じて社会の姿に触れさせ、昼食時には食事のマナーなども教えます。子どもたちが家に帰ったあとは、その日の記録をつけ、明日以降の準備や打ち合わせ、職員会議などがあります。入園式、誕生会、運動会などさまざまな行事があり、その準備で忙しい時期もあります。
幼稚園教諭になるために必要な資格
幼稚園教諭普通免許状を取得すれば、幼稚園教諭として勤務することが可能です。免許には専修・1種・2種の三種類があり、それぞれ大学院・大学・短大の養成課程で取得できます。どの免許状でも仕事内容は変わりませんが、給与に差がつく場合があります。
免許状を取得後、実際に仕事に就くには、公立の場合は各自治体の、私立の場合は幼稚園が主催する採用試験に合格すれば勤務開始となります。
なお、保育士として3年以上実務経験のある人が免許を取得して幼稚園教諭になる道も開かれています。
幼稚園教諭の将来性は?どんな性格の人が合っている?
2006年から「認定こども園」の制度がスタートし、保育園と幼稚園の連携が進められてきました。家庭の保育ニーズも多様化が進んでいるため、今の幼稚園教諭には、いかにそうしたニーズに応えられるかが問われています。
第一の条件として、まず子どもが好きなこと、そして活発な子どもたちと一緒に遊ぶことができる体力が求められる職業です。子どもたちの日々の変化を見逃さない注意深い姿勢と、それを自分自身の成長につなげる向上心の強さがある人に向いています。
参考:
幼稚園教諭| 大学・学部・資格情報 | Benesse マナビジョン
http://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/136/index.html