それでもAが見たかった、なう。[大学受験]
毎日コツコツと勉強を続けてきたものの、なかなか成果が上がらない……、
そんな話が続いたので、暗い気持ちになったかたもいらっしゃるでしょう(特に私)。
しかし! 今回は明るい話題(我が家的に)をお届けできそうでございます。
「出た! 模試でA判定が出た!!」
出た出たと、まるでお盆を過ぎた海にクラゲでも出たような騒ぎですが、
受験へのモチベーションが下がりぎみだった今日このごろ、うれしい話であります。
A判定が出たのは、関西のとある私立大学(前回の模試ではC判定くらいだったかな?)。
とてもよい大学、と小耳に挟んでおりますし、実際に受験することになるかもしれません。
本人的には「まあ一応ね、すべり止め的ににね……。」とクールな態度ですが、
ほっとしているのは手に取るようにわかる、親だもの。
さて、話は変わりますが……。
当連載「受験なう。」は、ムスメの受験話をセキララにお届けするという覚悟を持って
始めたものなのですが、さすがに時々はムスメに描いていいかどうか、聞くことがあります。
基本的には何を提案しても「描いていい」と言われるので、
肝の据わったムスメだわい、と感心しております。
しかし、なんと親思いのムスメでございましょう……。
「平凡でつまらない。」とか、「もっと盛り上がったほうがいい。」とか、
「最近スランプ?」などと、暗に母親を追い込みさらに面白いものを作らせようとするのです。
(……そうだよね? 本当は「つまらない」とか思ってないよね……?)
さらには、最近ムスメの愛読書になっているベストセラーの本のように、
ドラマチックに盛り上げたほうがよいのではないか、という提案まで!
ありがとうムスメ……それはそうかもしれないけど、適度なA判定が見たいよ、母は。
そして適度に安心させておくれよ。
しかし、模試は模試。A判定であっても合格確定の指定席券ではないので、
その点を肝に銘じなければ。
……というか、第一志望はまだまだE判定なんですよね……。
トホホと落とす肩に、秋の涼しい空気がしみていく感じがいたします。