マンガ:それはなんと弱気な就職、うぃる。 おぐらなおみの「受験うぃる。」~高2編~

++それはなんと弱気な就職、うぃる。++

ふう、すっかり秋ですね……どうもどうも、自営業のおぐらです。
自営業の皆さんすべてに当てはまるかどうかは存じませんが、
ワタクシ、これから年末にかけて大変仕事が忙しくなります。
そうでなくても年末年始の慌ただしさったらないですよね。
大掃除やおせちの準備、帰省するのであれば、その手配に奔走(ほんそう)しなければ。
ううう、考えるだけでどんどん体重が減りそうだ(実際は減らない不思議)。

さて、話はがらっと変わりますが、先日ムスメの高校で進路説明会がありまして。
細かい内容は割愛しますが、印象に残った点はふたつ。

・過干渉でも無関心でもいけない
・第一志望をあきらめない

上記2点は「親の心構え」とでも言うのでしょうか、いろいろ不安になることも
多いでしょうが、これだけは忘れずにいてくださいね、ということでした。

確かに、過干渉でも無関心でも、子どもの気持ちに負担を与えることになりそうです。
私はどちらかというと「過干渉タイプ」なので肝に銘じないと……。
もう1点の「第一志望をあきらめない」というのは、
受験を目前にすると不安感が先立ち、
ランクを下げたほうがいいのではないか? と迷いが出てしまう。
それで合格しても結果的には後悔することもありますよ、ということでした。
うーーーーん、そうかな……そうかもしれないな……とは思いましたが、
この点については
また受験直前に考えてみることにします。

さてさて、最近のわがムスメでございますが、受験直前というわけでもないのにナーバスです。
第一希望で本当にいいのか? と日々悶悶(もんもん)としているご様子。
なので、冗談のつもりで、ワタクシの事務所に就職をすすめてみたら、意外と乗り気……!?
それくらい不安が大きくなったということでしょうけど、いやいやちょっと考えてほしい。

仕事内容は食事の準備や部屋の掃除、さらに猫の世話やゴミ出しなどの雑用一般。
初任給は5,000円から、という過酷な条件でございますよ?

「それは……就職じゃなくてお手伝いだね……。」とつぶやいたムスメ。
そうです、だからやっぱり大学に行ったほうがいいよ、という母の言葉が心に響いたどうか……。

プロフィール


おぐらなおみ

漫画家&イラストレーター。長女(25歳)長男(19歳)のベテランママン。急に汗をかく、突然ドキドキするなどの更年期症状と付き合っています。趣味は散歩というか道草。知らない路地をガンガン歩いてよく迷子になる。東京在住。
著書に『働きママン(シリーズ続刊あり)』『私の穴がうまらない』など多数。
Twitter @ogura_naomi

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