大ざっぱでわんぱく。問題文を読まない小3男子に保護者が手を焼く
文章を読むのが嫌いで問題文を読まずに助けをもとめる。そんな子どもをどのように指導したら良いだろうか。今回は、平山入試研究所の小泉浩明氏に寄せられた、小3男子(性格:大ざっぱ・わんぱくタイプ)の母親からの質問を紹介する。
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【質問】
国語の文章問題が苦手です。問題文を読まずに解答しようとするため、まったく解答ができずにすぐに親に助けをもとめてきます。一緒に文章を読んであげると理解しますが、どうやったらきちんと問題を読めるようになりますか? 普段は読書をしません。マンガでさえも読もうとはしません。借りてくる本は迷路などの本ばかりで、文字が書いてある本はあまり好きではないようです。(小3男子の母親)
【小泉氏からのアドバイス】
このままでは6年生になった時点で「国語が苦手な受験生」になる確率はかなり高いようです。
熟語や慣用句などの語彙の不足、物語文では心情表現が読み取れない、説明的文章では文章が頭に入ってこないなどで苦しむ恐れがあります。ここはお母さんがご自分の時間を少し割いて、勉強をみてあげる必要があります。
具体的には、音読から始めるのが良いでしょう。問題を解く前に、まず問題文を読むことが必要だと認識させる必要があります。最初は嫌がるかもしれませんが、いろいろ工夫して練習させてください。毎日10分音読する、お子さまとお母さんが交代で音読するなどです。物語の会話文であればそれぞれの登場人物になって音読するのもいいでしょう。音読の前に「読み聞かせ」をしてあげることで、どのように読んだら良いのかを示す必要があるかもしれません。
音読に慣れてしっかり読めるようになったら、次は黙読に移ってください。黙読では文章を読んだ後、どのような話だったかを一文にまとめて説明させます。例えば「○○の物語」とか「○○の話」などです。これにより音読と黙読で、しっかり読ませることができます。