目を閉じたら一瞬でアウト、うぃる。[大学受験]

「春眠暁を覚えず」とは申しますが、「秋眠」もまたあらがえない魅力がありますね。
夏の寝苦しい日々が終わり、さわやかな空気の中でタオルケットにくるまっていると
いつまでもいつまでも眠れるような気がいたします。
しかしながらワタクシも年齢を重ね、
いつの間にやらあまり寝坊をしなくなってしまいました。
あれですね、きっと眠り続けるにも体力が必要なのでしょう。

対するムスメはもう毎日眠っても眠っても信じられないくらい眠れる世代なのに
万年睡眠不足。これはもう、ちょっと目を閉じれば夢の世界に誘われても
仕方がないことだと思います。

赤ちゃんの頃は抱っこしてゆらゆらしないと眠らなかったし、
物音がすれば一瞬で目を覚まして泣いていたことを考えると、
今の寝つきのよさが少しでもあの頃にあれば……と
ギリギリと奥歯をかみしめるような思いがあります。
しかしそれはそれ、子育ても、そこまではうまくいかないものなのですね。

こま切れの睡眠で、どこまで疲れがとれるのかはわかりませんが
それで少しでも体力が回復してくれるのだったらありがたい。

そして「足の裏から気力が抜ける」のだったら、
湿布でも貼って抜けをふせげばいいじゃないか、とひっそりと思う母なのでした。


プロフィール


おぐらなおみ

漫画家&イラストレーター。長女(25歳)長男(19歳)のベテランママン。急に汗をかく、突然ドキドキするなどの更年期症状と付き合っています。趣味は散歩というか道草。知らない路地をガンガン歩いてよく迷子になる。東京在住。
著書に『働きママン(シリーズ続刊あり)』『私の穴がうまらない』など多数。
Twitter @ogura_naomi

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