静岡県 高校入試制度・出題傾向(平成23年度)
静岡県の公立高校入試制度(平成23年度)
内申書情報 | 一般選抜・学校裁量枠の判定方法 | 一般選抜・共通枠の判定方法 |
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中三(二学期末まで)のみの成績が9教科5段階の絶対評価で記入される。ほかには「総合的な学習の時間」や「特別活動の記録」、「行動の記録」などの記載事項も合否判定の資料になる。 | 合否の判定では、まず学校裁量枠から合格者を決定する。判定は各高校が定めた基準で行われ、選抜資料は内申書、学力検査、面接の結果に加え、高校・学科によっては学校独自の検査(実技検査、作文、適応力検査)を加えるところもある。選抜割合は募集定員の50%以内(ただし、学校裁量枠を設けていない高校・学科もある)。 | 学校裁量枠の合格者を除く受験生を対象に、内申書、学力検査(5教科250点満点)、面接の結果などをもとに合否を判定。合否の判定は3つの段階で行われ、第1段階では共通枠定員の75%程度、第2段階では10%程度、第3段階では15%程度が合格となる。 |
静岡県の公立高校入試傾向(平成23年度)
英語 入試傾向 | 英語の記述式問題が5割をしめる! |
基本的な構成はほぼ例年どおり。大問1はリスニング、大問2は対話文読解で、英作文の問題もいっしょに出題されたよ。大問3・4は英作文で、いずれも与えられた日本語をもとに英語を書く問題だったんだ。大問5は長文読解で、英語の質問に英語で答える問題などが出たよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
数学 入試傾向 | 記述式の証明、過程を書かせる問題が4問出た! |
大問1は計算問題の小問集合。大問2は平面図形の作図を含む中問集合。大問3は樹形図などを書かせる確率の問題。大問4は方程式の文章題。大問5は関数で、求める過程を書かせる四角形との融合問題。大問6は空間図形と関数。大問7は記述式の図形の証明問題などが出たよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
国語 入試傾向 | 幅広い単元で、読解力と記述力が問われる! |
大問構成は変化なし。大問1は小説、大問2は説明的文章、大問3は表現の問題で、平成23年度はインタビューに関する出題、大問4は古文、大問5は作文と、幅広い単元から問われる傾向は変わらないよ。作文のほかにも40字程度や50字以内で書く記述問題が出題されたよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
理科 入試傾向 | 大問数が1つ増えて7大問になった! |
大問構成は大問1が小問集合、大問2が生物、大問3が化学、大問4と大問5が地学、大問6と大問7が物理からの出題で計7問、去年から1問増えたよ。文章記述問題が多く、温暖前線付近で広範囲に雲ができる理由など、理由を書く問題などが多かったよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
社会 入試傾向 | 資料を読み取り、文章でまとめる問題が多い! |
大問1は歴史、大問2は3分野融合、大問3は融合(地理・歴史)、大問4は公民が出題されたよ。3分野ともに資料を読み取り、理由や特徴などを述べる文章記述問題が出題されており、公民では70字程度の文章記述問題も出題されたよ。資料読解力と文章記述力をつけておこう。 | |
過去3か年はこれが出た! |