過去問で適性検査の傾向に慣れ、模試で本番の雰囲気に慣れる。教材と模試を徹底活用して合格!
■大事なのは「気持ちの切り替え」。模試の結果を次に生かす
模試はどのように役立てましたか?
お母さま
模試の採点結果を見ることで「どんな答えなら正解になるのか」「中間点はどれくらいとれているか」など、採点の評価ポイントがわかりました。教材の模範解答と子どもの答えが違っていたときに、正解にしても大丈夫なのか、どれくらい中間点をつけるか判断するのにとても役立ち、まるつけに迷わなくなっていきました。模試はすぐに見返せるように全部ファイリングしておきました。結果を見ているうちに数学的思考力が弱いことがわかってきたので、対策として市販の問題集から苦手分野の問題だけをピックアップしてやらせたりしました。ベネッセの公立中高一貫校用の模試は結果と共に復習のドリルが送られてきて、苦手分野のフォローができるのがいいですね。
朋子さん
模試を受けることで適性検査会場や本番の雰囲気を感じることができました。最初すごく緊張しましたが、回数を重ねるうちに制限時間内に問題を解くことや、適性検査本番の雰囲気に慣れることができましたよ。
初めて模試を受けたときは、できる問題とできない問題がはっきり分かれてしまいました。問題の量が多いし、問題で問われていることが全然わからなくて半分くらいしか解けませんでした。結果は良くなかったけれど、「最初だからしかたがない。気にせず次がんばろう!」と気持ちを切り替えました。
模試を受け続けていくうちに全くできない問題が減ってきて、得意不得意のばらつきがなくなってきたと感じました。
お母さま
親としては正直、模試の順位などが気になって不安になることもありましたが、今のうちに苦手分野が明確になって良かったと考えるようにしました。そして本番までに弱点をつぶすことに集中できたので、今はたくさん受けておいて良かったと思っています。
模試は問題と解答、結果など全部まとめてファイリングしておくとあとで見直しがラク。
採点結果を見ることで何が正解になるのか、中間点はもらえるのかがわかり、まるつけの参考になります。
日常生活で受検対策に意識したことはありますか?
お母さま
日常会話の中で、子どもの意見を聞くように心がけました。自分の意見をもち、それをきちんと相手に伝えられるようになってもらいたいと考えたので、何かあったときには意識して「朋ちゃんはどう思う?」と尋ねてみたり。父親とはテレビの子ども向けニュース番組を見て話し合っていたようです。
朋子さん
作文対策として、時事問題に興味をもつようにしていました。あと、字がきれいだと作文も読みやすいかと思い、普段から字をきれいに書くことを心がけていました。
ノートは付箋(ふせん)をはったりカラーペンを使ったりして見やすく工夫しました。