北海道洞爺湖サミットから「地球温暖化問題」を考える

適性検査ではこう問われる

家庭からの二酸化炭素排出量などのデータをもとに自分にできることは何か考えさせる


家庭からの二酸化炭素排出量-用途別内訳-環境問題は適性検査でもよく取り上げられるテーマです。なかでも地球温暖化を扱った問題は多く、例えば、右のように日本の二酸化炭素の排出量の変化や家庭からの二酸化炭素排出量のデータを示し、温暖化を防ぐために自分にできることは何かを考えさせるものなどがあります。
「ネット版かんがえる問題+」にも地球温暖化に関する問題が掲載されています。ぜひ、トライしてみてください。


親子でやってみよう

自分にできることは何か、親子で考える


政府は、1人1日1キログラムという二酸化炭素排出削減目標を達成するため、下のような家庭でできる取り組みの例を、削減できる二酸化炭素量の目安と共に提案しています。これらを家族で見ながら話し合い、どの項目なら実現できそうか、実現したら一家で年間どれくらいの二酸化炭素排出量を削減できるかを具体的に話し合うと、地球温暖化問題を自分のこととして考えるきっかけになるでしょう。


家庭でできる取り組みの例
冷房の設定温度を26℃から28℃にする1日約83gの二酸化炭素の削減
暖房の設定温度を22℃から20℃にする1日約96gの二酸化炭素の削減
シャワーの時間を1分間短くする1日約74gの二酸化炭素の削減
家に帰ってまずつける部屋のあかりを電球型蛍光ランプにする1日約45gの二酸化炭素の削減
パソコンの使用を1時間減らす1日約13gの二酸化炭素の削減(デスクトップ型の場合)
出かけるときは電気器具の主電源をこまめにきる1日約65gの二酸化炭素の削減

出典:「チーム・マイナス6% - みんなで止めよう温暖化」ホームページより


プロフィール



「進研ゼミ小学講座」は2020年新課程に対応して、リニューアル。基礎から応用までの学力向上はもちろん、自ら学ぶ姿勢を身につける。
学んだ知識を使って、自分なりの答えを導き出す。そんな体験を繰り返すことで、「自ら考え表現する力」を育んでいきます。

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