「世界遺産」から自然や文化の保護について考える
適性検査ではこう問われる
世界遺産に関する資料から自然保護のためにできることを考える
2009年度の茨城県立並木中等教育学校の適性検査IIでは、世界遺産である屋久島に関する問題が出題されました。
1000年以上生きている屋久杉をきっかけに森林の働きについて考える他、屋久島を訪れた人の数の変化のグラフをもとに、観光と自然保護を両立させていくためにできることを考えさせています。
このように、日本の世界遺産という、ニュースでも取り上げられがちなテーマについて、自然保護、文化財保護について考える問題が出題されることが予想されます。世界遺産に登録されていたり登録をめざしているところが学校の近くにあれば、そこが出題されやすいともいえます。
親子でやってみよう
日本の世界遺産に家族で旅行してみよう
家族旅行先に、日本の世界遺産を選んでみてはいかかでしょうか。
事前に、世界遺産に選ばれるまでの経緯や、保護のために行っている活動、選ばれた前後での観光客の数の違いなど、さまざまな視点から調べておくと、実際に訪れたときの興味も増し、知識や考えをさらに深めることができます。
初めての場所はもちろん、すでに行ったことのある場所でも、世界遺産という切り口で見直してみると、以前は見逃してしまった魅力や興味深い点に気づき、新鮮な気持ちで訪れることができるでしょう。