算数「ともなって変わる量・水量の変化」[中学受験]
問題3 |
図1のような容器があります。この容器に常に一定の割合で水を入れました。そのときの時間と、底面Pから測った水面の高さとの関係を表したものが図2です。 (1)xの長さは何cmですか。 (2)yの長さは何cmですか。 (栄東中 2007年) |
<問題3 (1)の考え方と答え> |
図1に高さ「z」をつけ加えます。 図2のグラフから、最初の10cmは「z」の長さで、次の10cmが求める「x」の長さだとわかります。 |
<問題3 (2)の考え方と答え> |
水を入れ始めてから高さが20cmのところまでに注目します。 正面から見ると次のような図になります。 Aの部分(高さ10cm)が水でいっぱいになるのにかかる時間は、 → 2分 です。 Bの部分(高さ10cm)が水でいっぱいになるのにかかる時間は、 → 7 − 2 = 5(分) です。 水は一定の割合で入っているので、入れた時間(分)の比が体積比であると考えます。 AとBの体積比は 2:5 になり、面積比も 2:5 です。 AとBの面積のたてが10cmで同じなので、y’の長さとBの横の長さ25cmの比も 2:5 です。 よって、求めるyの長さは、 |