徳島県 高校入試制度・出題傾向(平成21年度)

徳島県の公立高校入試制度(平成21年度)

内申書情報後期選抜前期選抜
内申書には、中一から中三までそれぞれ5教科が5段階で評定され記入される。後期選抜では実技4教科が2倍にして算出されるので、各学年とも65点満点、合計195点満点となる。前期選抜では、高校ごとに重視する学年・教科の評定を決める。合否は、学力検査(5教科500点満点)と内申書を同等に評価し、どちらも上位の者について、面接の結果なども合わせて総合的に判定する。すべての高校で実施され、中学校長の推薦が不要なので、だれでも受験できる。内申書、高校ごとに指定された教科の学力検査、作文、面接や自己表現、実技など、選抜方法は高校によって異なる。

徳島県の公立高校入試傾向(平成21年度)

英語
入試傾向
500語程度の長文が出るのが特徴!
【1】【2】はリスニング。【3】は短い対話文を読んで答える問題と、短い対話文に英文を補充する英作文問題が出たんだ。【4】は対話文読解。【5】は長文読解で、英問英答問題など記述式の問題が多く出題されたよ。【4】と【5】には、英作文問題が含まれていたんだ。
過去3か年はこれが出た!
数学
入試傾向
思考力が求められる問題が出た!
【1】は計算や作図を含む小問集合。【2】は数と式で、数の書かれたカードを並べる規則性の問題。【3】は数と式で、グラフを読み取る方程式の文章題。【4】は思考力が求められる問いを含む数と式と関数の融合問題。【5】は図形の証明問題を含む平面図形の問題が出たよ。
過去3か年はこれが出た!
国語
入試傾向
4大問構成で、幅広い内容が出題される
大問数は4つ。【1】の随筆、【2】の説明的文章では、読解問題のほかに慣用句や語の識別など、国語知識・文法の問題も出たよ。【3】は古文、【4】の表現の問題では、「ことば」についての発表内容に関する問いや、自分の考えを書く作文が出されたんだ。
過去3か年はこれが出た!

理科
入試傾向
大問が1問増え、4分野からの融合問題が出た!
大問数は6問で、【1】は小問集合、【2】は生物、【3】は化学、【4】は地学、【5】は物理、【6】は融合問題の出題だったよ。【6】は、光電池の性質を調べる実験問題で、光に関する素材で発電、葉のつき方、電気、南中高度、エネルギーから出題されたよ。
過去3か年はこれが出た!
社会
入試傾向
3分野で文章記述問題が出ている!
【1】は3分野融合、【2】は公民、【3】【4】は歴史、【5】【6】は地理の出題だったよ。基礎的な問題が大半で、教科書の内容を理解できていれば十分解答できるよ。地理・歴史・公民の各分野で文章記述問題が出ているよ。地理では複数の資料を読み取る問題も出ているよ。
過去3か年はこれが出た!

プロフィール



「進研ゼミ中学講座」はやる気を引き出す学びで、確かな学力を伸ばしていきます。
変化する入試と学力に合わせた最適なカリキュラムと教材で志望校合格を目指せます。

子育て・教育Q&A