算数「立体」[中学受験]
問題4 |
右の図のように、小さい立方体を64個積み上げて、大きい立方体を作りました。●印のついた面から大きな立方体の反対側の面までの小さい立方体4つにまっすぐ穴をあけました。次の問いに答えなさい。 (1)穴のあいていない小さい立方体は何個ありますか。 (2)2つの向きから穴があいている小さい立方体は何個ありますか。 (立教池袋中 2007年) |
<問題4の考え方と答え> |
このタイプの問題は、アタマの中であれこれ考えているより、整理して図にかいてしまえば簡単(かんたん)に理解できますよ。 この場合は、上から4つの段(だん)に分けてスライスすると考えていきましょう。 4つの段を上から見たときの様子は、次のようにかくことができます。 ●印は上下に穴があいていることを表し、斜線の部分は水平に穴があいていることを表しています。 ちがう表し方でもいいですよ。△ や □ を使ってもいいです。キミのわかりやすいようにかいてね。 |
<(1)の考え方と答え> |
上の図の真っ白な部分が、どの方向からも穴があいていない小さい立方体ですね。 1段目から順に数えると、 8 + 9 + 4 + 6 = 27 |
<(2)の考え方と答え> |
上の図で「●印と斜線の重なり」と「斜線と斜線の重なり」の2つのパターンで表しているのが、2つの向きから穴があいている小さい立方体です。 1段目から順に数えると、 0 + 1 + 8 + 2 = 11 |