「わかったふり」を見直そう!
誰にだって苦手科目や失敗はありますが、勉強においては「わかったつもり」になっているのが一番危険!なんとなく苦手...というところをなくしておくことが大事です。
文章題の「わかったつもり」を克服
特にわかったつもりに陥って、間違えてしまいやすいのが文章題。対策としては、文章を読みながら、頭の中で理解しやすいよう情報を整理して図にまとめていくのがオススメです。面倒がらずにこの作業をちゃんとやることで、文章題が解けるようになるはず。また、解き方が残るから見直しも楽になります。
見直しで「わかったつもり」を克服
テストの解答用紙を、終わってすぐに捨てたりしていませんか?テストの見直しは、ひと目で苦手なところがわかるから成績アップに効果的なのです。ただし、間違えたところの解答をただ写すだけでは意味がなく、それは見直しとは呼べません。
正しい見直しの仕方として、まずは「見直す量を減らすこと」が大切。全教科しっかり見直そうと意気込んでも、すぐに集中力が切れてしまうはずです。「英語・数学」の2教科を優先的に見直しましょう。これらは前の単元が次の単元につながっている教科なので、見直しが今後の授業やテストにも直結することが多いからです。
次にやるべきことは、間違えた問題のタイプ分け。そして、これらのタイプごとに最適な見直しをすることが必要です。
1.ケアレスミスタイプ
計算ミスや符号・単位のミス、英文のピリオド忘れなどの間違い
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「単位の書き間違いが多いな」など、自分がどんなケアレスミスをしてしまいやすいのか、きちんと知っておくことが大切。自分の癖をちゃんと理解するだけで、同じ失敗は繰り返しにくくなります。
2.わかったつもりタイプ
なんとなく解けそうな気がしたのに、結局解けなかった間違い
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見直しによって克服できる、一番重要なタイプの間違いです。なんとなくの理解を、いかにしっかり定着させるかという点が大切。何度も反復して同様の問題を解いたり、誰かに教えてあげられるか試してみたりするのが効果的です。人に教えてあげると、書くだけでなく話すことが加わるので、五感が使われてより記憶に定着します。また、相手に伝わりやすい説明を考えることで、自分の頭も整理されますよ。
3.ちんぷんかんぷんタイプ
解き方からまったくわからない間違い
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そもそも足りていない理解をじゅうぶんにすることが大切。しかし中途半端な勉強のままでは理解を進められないので、まったくわからない問題に関しては、勉強が得意な友達や先生に直接聞いてしまうのが効果的です。人に聞くことで、自分にはない新しい視点で理解が促進されやすいですし、そのときの思い出と結びついて覚えられるので記憶にも残りやすいでしょう。
自分の癖を知ることで、まだまだ成績が伸びる可能性があります。ぜひ試してみてくださいね。
進研ゼミマンガ部
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