言い換えるだけ!定期テスト前に中高生のやる気を引き出す声かけ5選

  • 学習

中高生ともなると、これまでと同じ言い方や接し方でもけんかになることがあります。

良かれと思って言ったことが逆効果になることも多いですよね。

今回は先輩高校生の保護者のかたに、お子さまをイライラさせずに伝えたいことを伝える、「言い換えワザ」についてお伺いしました。

この記事のポイント

「終わっているの?」→「今日はこれからどんな予定?」

【保護者体験談】
「○○は終わっているの?」とのんびりテレビを見ている娘にイラッときて言ったのはNGでした。
「うるさいなぁ!!」でけんかに。「今日はこれからどんな予定?」くらいの声掛けだと、自分の計画を思い出してわりと素直に腰を上げます。

(神奈川県 K.Kさん)

「さっさと起きなさい」→「おやつ買ってきたから食べてね」

【保護者体験談】
テスト期間なのに「また、寝てる。さっさと起きなさい」「今からしようと思っていた」とバトル。
「また」「さっさと」という言葉はカチンとくるようで・・・。「イラッ」とする気持ちを抑えて「おやつできたよ」「これ買ってきたから食べてー」と・・・「おやつ」でつってベッドから出す作戦が有効です!!

(香川県 S・Iさん)

「間に合わないよ」→「あとどのくらい部屋にいるの?」

【保護者体験談】
範囲が広い科目があると気になってしまい、なかなか勉強を始めない子どもに「間に合わないよ!」と言ってしまいました。
「あとどのくらい部屋にいるの?」と聞く感じにすると、自然に教科書やワークを出すことになるので勉強を始めるかたちになりました。

(埼玉県 K・Oさん)

「勉強しているの?」→「暗記があるなら、問題出すよ!」

【保護者体験談】
「テスト勉強してんの? 家に居てる時は、寝てるか食べてるか携帯見てるかやん!」はNGワード。
「暗記があるんやったら、ママが問題出したるで!」と協力的になるとやる気も出て進んで勉強してくれてます。

(大阪府 こはくさん)

「まだしていないの?」→「まぁ、あなたならちゃんとやってるかな」

【保護者体験談】
「まだしてないの?」と言ってしまうのですが、逆効果でした。
頭ごなしに言うのを止めて「苦手科目はついていけてる?」「まぁ、あなたならちゃんとやってるかな?」と信頼して話すようにすると自分から勉強すると言って机に向かうようになりました。

(埼玉県 K・Aさん)

まとめ & 実践 TIPS

いかがでしょうか。ほかにも「口だと感情的になるので、文字にして伝えました。LINEだと冷静に言葉を選ぶことができます」というプチ技も。

声をかけるタイミングや言い方次第でスムーズなコミュニケーションを生むことができますね。

言い換え作戦で、親子の関係性を見直すきっかけにしてみてはどうでしょうか。

プロフィール



「ベネッセ教育情報サイト」は、子育て・教育・受験情報の最新ニュースをお届けするベネッセの総合情報サイトです。
役立つノウハウから業界の最新動向、読み物コラムまで豊富なコンテンツを配信しております。

お子さまに関するお悩みを持つ
保護者のかたへ

  • がんばっているのに成績が伸びない
  • 反抗期の子どもの接し方に悩んでいる
  • 自発的に勉強をやってくれない

このようなお悩みを持つ保護者のかたは多いのではないでしょうか?

\そんな保護者のかたにおすすめなのが/
まなびの手帳ロゴ ベネッセ教育情報サイト公式アプリ 教育情報まなびの手帳

お子さまの年齢、地域、時期別に最適な教育情報を配信しています!

そのほかにも、学習タイプ診断や無料動画など、アプリ限定のサービスが満載です。

ぜひ一度チェックしてみてください。

  • 学習

子育て・教育Q&A