【専門家】 3-4年生で習う間違えやすい漢字とは?字が雑、難しい漢字を覚える時はどうしたらいい?

小学校6年間の中で、習う漢字数が多いのが3年生と4年生です。
次から次へと新しい漢字が現れ、宿題の量もぐんと増え……漢字学習にうんざりしているお子さまは少なくないかと思います。

毎日がんばっている3-4年生に少しでも楽しく漢字を覚えてもらうために、ご家庭でできるサポートのヒケツを、「進研ゼミ小学講座」の「赤ペン先生」がお伝えします。

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この記事のポイント

    3-4年生が間違えやすい漢字とは?

    3-4年生が間違えやすい漢字とは?

    3年生で習う漢字の特徴と、間違えやすいポイント

    小学3年生は、覚える漢字の数も200字に増え、より複雑な漢字が登場。
    漢字の成り立ちを意識し、「へん」や「つくり」といった漢字の構成要素に注目する学習も開始します。

    間違えやすいポイント

    • ・画数の多い漢字:「橋」など、複雑で画数が多い漢字が増える。
    • ・音読み中心の漢字が増えることで、「同音異字」の理解と使い分けが難しくなります。
      「重い」は書けても、「体重(たいじゅう)」「しん重(しんちょう)」のように読む場合、書けないことも

    4年生で習う漢字の特徴と、間違えやすいポイント

    4年生は、習う漢字が202字と、6学年の中で最も多い学年です。
    最大画数20画をはじめ、画数がさらに多い漢字が増える時期。さらに「漢字辞典」の使い方を学び、「部首」の学習が本格化します。

    間違えやすいポイント

    • ・47都道府県の漢字:「潟」など複雑な漢字や、都道府県独自の読み方をする漢字が間違えやすい。
    • ・画数の多い漢字:「競」のような最大20画の漢字が登場。複雑な漢字が増え、細かい部分まで正確に覚えることが求められる。
    • ・同じ読み方をする漢字の使い分け:「競争(きょうそう)」と「競走(きょうそう)」、「関心(かんしん)」と「感心(かんしん)」など、同じ読み方をする漢字の使い分けが必要。

    3-4年生に漢字の学習を楽しんでもらうヒケツ

    3-4年生に漢字の学習を楽しんでもらうヒケツ

    3-4年生の漢字学習には二つの大きな特徴があります。

    一つ目は、「へん」や「つくり」といった漢字の構成を学ぶこと。漢字辞典で部首や成り立ちを確認する機会が増えます。
    二つ目は、47都道府県の県名を漢字で覚えること(4年生)。

    この二つを、ご家庭でもお子さまと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

    1.習った部首を使って遊んでみる。

    さんずい、きへん、ごんべん、など、同じ部首を持つ漢字を何字書けるか、お子さまと競争してみましょう。保護者のかたは「何画以上」などとすれば対等に戦えますね。

    本や新聞、パンフレットなどの中から、同じ部首の漢字を何字見つけられるかという競争もおすすめです。これなら、まだ習っていない字でも探すことができます。

    また、「この字にはどうしてさんずいがついているのか?」など、字の成り立ちを予想し合うのも楽しそうです。漢字辞典を引いて確かめ、正解者にはごほうび、というルールにすると盛り上がりますね。

    2.都道府県について情報を集めてみる。

    お子さまが「もっと知りたい」あるいは「行ってみたい」と興味を持った都道府県について、親子で情報収集し、調べたことをお子さまにまとめてもらいましょう。

    都道府県名はもとより、特産物や観光名所、駅名などのさまざまな漢字を目にし、書いてみることで、それらの字がお子さまにより身近なものとなります。

    まだ習っていない字は「こう読むよ」と助けてあげましょう。知らない字に触れることは今後の学習の予習にもなります。

    3.ちょっと長い文章や手紙を書いてもらう。

    漢字ノートの、習った字を使って短文を作るコーナーには、なかなかの名(迷)文が書かれていますね。「もっと読みたい!」とお子さまに言って、続きを書いてもらってはいかがでしょうか。

    あるいは新たに、物語や感想文、手紙文などを書いてもらうのもよいと思います。

    たとえば、今夢中になっているゲームのキャラクターを主人公にした物語、読んだマンガの感想文、「推し」へのお手紙など。ルールは習った漢字を使うことだけ。興味のあることがテーマなら、お子さまは面白がってどんどん書いてくれるかもしれません。

    こんな時はどうしたら? 3-4年生の保護者のかたからのQ&A

    こんな時はどうしたら? 3-4年生の保護者のかたからのQ&A

    Q.すっかり漢字ギライになってしまい、真面目に取り組もうとしません。

    A.「書けない」と漢字学習がますますつまらなくなりますね。そんなお子さまには、1-2年生用の漢字ドリルに取り組んでもらうのもおすすめです。
    1-2年生の漢字なら、今習っている字よりは簡単に書けるでしょうから、漢字に対する苦手意識が少し和らぐのではないかと思います。
    下の学年の漢字をクリアできれば、3-4年生の字も勉強してみようか、という気持ちになれるのではないでしょうか。

    Q.字が非常に乱雑なのが気になります。細かく注意したほうがいいでしょうか。

    A.学校のノートや宿題、テストなどに書かれた漢字は時間がない時の字ですので、乱雑でも仕方がないと大目に見てあげてよいと思います。
    ゆっくりていねいに書けば、きっときれいな字が書けますよ。気になるようであれば、乱雑な字を注意するのではなく、比較的「ていねいに」書かれている字を、たくさんほめてあげるとよいでしょう。

    Q.熟語や難しい漢字を覚えるのが苦手なようです。うまく覚える方法はありますか。

    A. ノートに何回書いても、なかなか覚えられない字や熟語はあると思います。3-4年生で学習する漢字や熟語は、普段の生活の中でもよく使われる言葉が多いので、会話の中でさりげなく使ってみるのがおすすめです。
    「これ、漢字だとどう書くんだっけ?」などと問いかけ、実生活と習った漢字や熟語が結び付くように手助けをしてあげましょう。

    まとめ & 実践 TIPS

    まとめ & 実践 TIPS

    3-4年生では、学校で学習している内容をご家庭でも利用して、お子さまと一緒に漢字で遊んでみましょう。

    習った部首を使ってゲームをしたり、疑問を投げかけて漢字辞典で一緒に調べてみたり。興味を持った都道府県についてさらに情報収集してみるのも楽しいと思います。

    習った漢字を使い、興味のあることについて自由に文章を作ってもらってもいいですね。 保護者のかたと一緒に、習った漢字を使って楽しむ時間が持てれば、漢字を身近なものとして感じてもらうことができるのではないでしょうか。

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    プロフィール


    河原はるこ

    「赤ペン先生」歴8年。4年生担当。
    高校生の時、「赤ペン先生」の心のこもった美しい字のおたよりに励まされた思い出があり「赤ペン先生」に。子どもたちへは、「まちがえるのは恥ずかしいことではない!」「どんどんまちがえましょう!」という思いを持ちながら、一生懸命に書かれた解答を尊重し、大切なポイントが一目でわかる指導を心がけている。
    趣味:読書とフルーツ酢作り
    自己紹介:のんびり屋、でも好きなことには熱い一面も
    中高生3児の母。

    【国語監修】
    進研ゼミ小学講座 国語担当 江藤尚子

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