説明文の読解が苦手な子ども・・・「接続詞」のパターンを教えて理解度UPを!

物語文はわかるけど、説明文は苦手と感じる小学生は多いものです。慣れないテーマも多い説明文で筆者の主張を読み解くには、手がかりが必要。それが「接続詞」です。
小学生が覚えておきたい説明文の読解に役立つ接続詞のパターンは3つ。しっかり覚えて、筆者の主張を正しく読み取るトレーニングをしていきましょう。

小学生が説明文を理解しづらい3つの理由

説明文とは、筆者の問題提起をもとに、筆者の考えを主張している文章です。論理的な文章であるにもかかわらず、なぜ小学生は説明文に苦手意識を覚えるのでしょうか? その理由には、次の3つが挙げられます。

1 なじみのないテーマだから

説明文は、環境問題や文化など小学生が普段あまり考えることのないようななじみのないテーマについて書かれていることが多いものです。そのため、難しく感じてしまう傾向にあるようです。

2 読み慣れない言葉や、意味の難しい言葉につまずいてしまうから

説明文では「矛盾」「グローバリゼーション」など、読み慣れない言葉や、意味を知らない言葉が多数用いられています。そのため、見慣れない言葉につまずいてしまい、全体の流れを押さえることができなくなってしまうことがあるようです。

3 論理的な文章の構造に慣れていないから

説明文は、問題提起に対しての筆者の主張に説得力を持たせるために、具体例や対比、言い換えといった様々な手法が用いられています。このような文章の構造に慣れていないことも、読みづらさを感じてしまう原因となっています。

接続詞の3つのパターンを覚えて、説明文読解をサポート!

説明文で筆者の主張を読み解く手がかりとなるのが接続詞です。接続詞(接続語)とは、前後の文や語句をつなぐ言葉のこと。小学校では中学年で「つなぎ言葉」「つなぐ言葉」として習うことが多いようです。

接続詞は、筋道だった論理的な文章には欠かせないもの。接続詞に注目することで、前の文と後ろの文との関係をつかんだり、筆者が強調したい重要な部分がわかるようになります。

接続詞には、順接・逆接、並列・対比、添加(累加)・説明、選択・話題転換などのパターンがありますが、小学生の説明文読解のためには特に次の3つのパターンを押さえておきましょう。

1 順接(前の内容の結果が後に続くもの)

「だから」「すると」「それで」「そこで」などの接続詞に当たり、前が原因で後ろが結果という関係性となります。英語でいう「so」に当たるものです。

2 逆接(前と反対の内容が後に続くもの)

「しかし」「だが」「けれども」「でも」といった接続詞で、前と反対の内容が続きます。逆接の場合は、前より後の内容の方が筆者の言いたいことに近いため、注目するようにしていきましょう。

3 添加(前の内容に付け加えるもの)

「しかも」「さらに」「そのうえ」など、前の内容に付け加える接続詞となります。添加して自分の考えを補強していると考えると、筆者が強調したい内容だとわかります。

慣れないうちは、接続詞に注目することも難しいこともあるもの。そのため、文章を読んでいく際に、接続詞に印をつけて意識しながら読んでいくのがオススメです。「ん?”しかし”を使っているということは、この後に筆者の言いたいことがくるぞ」と探偵のように、接続詞を手がかりに筆者の主張を読み解いていきましょう。

まとめ & 実践 TIPS

なじみのないテーマについて、読み慣れない言葉で書かれている説明文は、小学生の苦手意識も大きくなりがちなものです。とはいえ、筆者の考えを論理的に主張している文章のため、コツをつかめば読みやすさは格段に上がります。その助けとなるのが「接続詞」。特に押さえておきたい3つのパターンを手がかりに、筆者の主張をつかむトレーニングをしていきましょう。

出典
国語の文章読解が苦手なお子さまにオススメ——接続詞「では」に注目!——
https://benesse.jp/kyouiku/202007/20200723-2.html

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