子どもの宿題「まるつけ」が負担でつい後回し… やる気を出させて親の負担も少ない方法とは?
お気に入りに登録
- 学習
理想的なまるつけのタイミングは、やはり、子どもが宿題をやり終えてすぐです。時間が経てば経つほど子どものやる気は低下してしまいます。とは言うものの、現実は難しいですよね。子どもが学校や習い事から帰ってきた後、宿題・まるつけをするのは、大変なことだと思います。特におうちのかたには、やらなければならないことがたくさんあるので大忙しですよね。
私も「ちょっと待ってね。」「あとでね。」と言って何度も子どものやる気を損ねてしまった経験があります。
親と子どものタイミングを合わせるのは難しいと思いますが、少しでもまるつけがスムーズにできるように、方法をご紹介しますので参考にしていただければと思います。
(赤ペン先生 吉田)
「できる範囲で」「できるだけすぐ」を意識して親子で宿題・まるつけの時間を決める。
お子さまが寝るまでの時間は限られているので、おうちのかたとお子さまのそれぞれでやるべきことの優先順位を決めます。(後回しにできること、早めにやっておけることがあると思います。)そして、お子さまがいちばん集中できる時間帯とおうちのかたが余裕をもてる時間帯を見つけだして取り組む時間を決めてみてはいかがでしょう。
たとえば、早めに夕食の支度を済ますことができるようでしたら「夕食前」に、夕食後から入浴までにゆとりがあれば「夕食後」に、宿題とまるつけをセットでする‥といった具合です。
時間があいてもやる気を持続させる工夫をする。
どうしても、まるつけまでの時間があいてしまう場合は、子どもにもう一度やる気のスイッチを入れる必要があります。お子さまが、まるつけを楽しみにできるようにする一つの方法として、おうちのかたからお子さまにメッセージを書くようにしてみてはいかがでしょう。
「がんばったね!」「とてもよくできていたよ!」「ここは、すごくおしかった!」「ここを直せばかんぺき!」などと短い言葉をポストイットに書いて貼るのです。ポストイットには、かわいいものもありますので、子どもが喜ぶようなものを選ぶと、楽しさが倍増するかもしれません。子どもは、おうちのかたが書いてくれたことをとても喜びます。毎回、何が書いてあるか楽しみになるのではないでしょうか。何かきっかけがあると、子どもはやる気を出します。
まとめ & 実践 TIPS
宿題のまるつけは、おうちのかたにとって、負担になったり、イライラの原因の一つになったりする場合もあると思います。そんなときは、自分の「手」を見てください。家族のために、子どものために、いろいろなことをがんばっている「手」です。尊い「手」です。自分をほめてあげてください。完璧なまるつけができなくても、「子どもの学習の様子を知る」ということに大きな意味があると思います。
- 学習
みんなが読んでる!おすすめ記事
おすすめ特集
こちらの記事もおすすめ
-
小学生におすすめの簡単だけどすごい工作16選!低学年から高学年まで学年別で解説
-
【小学生がなりたい職業】1位は4年連続「ユーチューバー」
-
【小学生の持久走・マラソン大会のコツ】おすすめの練習方法、速く走る戦略は?
-
自由研究テーマ大特集!小学生・中学生の夏休みに試したい実験、工作、調べ学習
-
小学校の年間学校行事(イベント)一覧! 分類できる「5つの内容」と傾向
-
かけ算(九九)の覚え方 苦手な子必見!暗記だけじゃない勉強法とは
-
【専門家】小学生の漢字の覚え方のコツ!苦手な理由別の勉強法やNG勉強法を紹介
-
【学年別】小学校の時間割の特徴 授業時間や1日の流れは?
-
メタ認知とは?教育で注目される理由や子どもの力の伸ばし方は?