中学生の英語 定期テスト前の家庭学習は音読・和訳・問題演習

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中学生の定期テスト対策は、教科書の内容を押さえるのが基本です。英語の場合は、特に教科書本文の音読がおすすめ。書いて覚えるよりも効率よく暗記ができます。

今回は、音読のあとの勉強方法とともに、英語のテスト対策におすすめの家庭学習をお伝えします。

この記事のポイント

まずは教科書を音読! 効率よく単語・フレーズ・構文を覚えよう

定期テストの大部分は、授業で学習した内容から出題されます。授業の基本は教科書。そこで、テスト対策は教科書の英文を音読することから始めましょう。

音読はとても効率のよい勉強方法です。知識の定着には「繰り返し」が重要ですが、音読なら英文を何回も読むだけ。書くよりもずっと短時間でできますし、疲れも少なくてすみます。

最初は教科書付属のCDや音声データを真似して1文ずつ読んでみましょう。発音やリズムが分かったら、今度は1段落ずつ音読します。

すらすら読めるようになってから、さらに全体を通して10回ほど音読を繰り返せば、多くの単語やフレーズが頭に音として残るでしょう。

教科書の英文を和訳 間違えたら再挑戦して定着を

次に行うのは、教科書本文の和訳です。

定期テストでは、新出英単語の意味を書いたり、教科書の英文を和訳したりする問題が出やすいもの。そうした問題に対応できるよう、出題範囲となる教科書の英文を一通り和訳できるようにしておくのです。

自分で和訳を書けたら、授業ノートや教科書ガイドなどと比べて答え合わせ。間違えた英文には印をつけ、「なぜ、そのような和訳になるのか」を確認して再挑戦してみてください。

もし文法が苦手なら、ノートに英文法のポイントをまとめ直すのもよいでしょう。

学校の教科書・プリント・問題集で問題演習を繰り返す

教科書の音読や和訳ができたら、学校の教科書・プリント・問題集にある問題を繰り返し解きます。教科書本文以外の内容は、こうした学校教材から出題されることが多いからです。

分からない問題は答えを見ても構いません。単語や表現が分からなかったらあらためて覚え、文法や和訳が分からなかったら「なぜ、その答えになるのか」を理解しましょう。

その上でもう一度問題に取り組み、最終的に全問正解できるように定着させていきます。学校教材の問題を解けるようにしておけば、テストにある応用問題にも対応しやすくなるでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

英語のテスト対策は、音読・和訳・問題演習の反復が基本。


音読によって基本的な単語や表現、構文を覚えやすくなりますし、教科書の和訳練習でテストの和訳問題対策ができます。学校教材にある問題を繰り返し解いておけば、テストの中の応用問題にも対応しやすくなるでしょう。


テスト対策の家庭学習では、労力の少ない音読から始めて、少しずつ学習内容の難易度をアップ。無理なく対策を進め、ぜひ高得点を狙ってみてください。


出典:【中学英語の勉強法】中学校の先生が明かす!定期テスト 最短攻略法3つ|ベネッセ教育情報サイト
https://benesse.jp/eigo/201901/20190125-3.html

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