「ケアレスミス0」で、テストで100点を目指そう!

テストで高得点を取れるはずだったのに、ケアレスミスで減点されてしまうのは、なんとももったいないですよね。特に中学受験を控えているお子さまにとっては、合否を左右する1点になるかもしれません。ケアレスミスをなくして、テストで100点を取るための対策法をご紹介します。

小学生によくある3大ケアレスミスの対策とは!?

ケアレスミスは誰にでもあるものですが、お子さまの性格や学習習慣などによって、同じ傾向のミスをくり返してしまうこともあるので注意が必要です。「次は注意すればいいや」などと、お子さまは軽く考えているかもしれませんが、ぜひ保護者のかたがリードして、原因をつきとめ、対策を行いましょう! 小学生のお子さまによくあるケアレスミスには、次のようなものがあります。

【よくあるケアレスミス その1】
●問題を読みまちがえてしまった!

問題文をあわてて読んだため、問われていることと違う答えを書いてしまうミスはどの教科でも見られます。

(例)
・「当てはまらないものを選びましょう」と書かれているのに、当てはまるものを書いた。
・記号で答えるように指示されているのに、言葉で答えた。
・「文中から探してそのまま書きましょう」と指示されているのに、自分の言葉で答えた。
・たし算の問題なのに、記号を読みまちがえてかけ算をした。

≪対策≫
問題文を最後の部分まで注意して読む習慣をつけることがなにより大切です。さらに「記号で答えなさい」「当てはまるものを選びなさい」など、答え方が指示されている箇所に線をひくくせをつけると読みまちがいが減ります。

【よくあるケアレスミス その2】
●答えを書き忘れてしまった!

答えは合っているのに、記号や表記、単位などを書き忘れてしまうケースです。

(例)
・小数点をうち忘れた。
・漢字の送りがなを書き忘れた。
・「cm」「℃」などの単位を書き忘れた。

≪対策≫
日頃から解答欄には丁寧に答えを書く習慣をつけましょう。さらに全問を解き終えた後の見直しでは、自信のある問題は飛ばしてしまいがちですが、書き忘れがないかを最初から最後まで注意して見直すようにしてください。

【よくあるケアレスミス その3】
●書きまちがえてしまった!

漢字や単位、記号などを書きまちがえてしまうこともよくあります。

(例)
・算数の問題で単位をまちがえた(「〇人」と答える問題で「〇個」と書いた、など)。
・音や形が似ている漢字を書いた(「温度」を「音度」と書いた、「交通事故」を「文通事故」と書いた、など)。
・温度の単位「℃」と角度の単位「°」をまちがえた。

≪対策≫
記号や単位は問題文に出ていることもあるので、線をひいたり丸で囲んだりするとまちがえにくくなります。一度書きまちがえのミスをしたら、同じミスをくり返さないように復習を徹底することも大切です。

できるだけ落ち着いた気持ちでテストに臨む工夫を

どのようなケアレスミスも、十分に注意すれば避けられるものです。テストを受けるときは、あわてたり焦ったりしやすいですが、できるだけ落ち着いて問題を解くことを心がけるようアドバイスしましょう。緊張したときは深呼吸をしたり、軽く伸びをしたりして気持ちを切り替えるのも良い方法です。家庭で問題を解く際は、保護者のかたがタイマーで時間を計るなど、テスト形式にお子さまを慣れさせておくことも効果的でしょう。

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