心機一転! 普段の勉強“やる気”キープ術
だらだらと過ごす生活を見直し、「心機一転、勉強を頑張ろう!」と気合いを入れても、人によっては“やる気を出す”よりも、“やる気を続かせる”ほうが難しいことがあります。今回の記事では、その“やる気”を長期間キープするコツをご紹介します。
小さな達成感の積み重ねが勉強の“やる気”キープのポイント
毎日、勉強に対するやる気をキープするためには、「何をどれだけやったのか、わからない」という状態はよくありません。「ここまで勉強した」という達成感があったほうが、「もっと頑張ろう」という前向きな気持ちを維持できます。
達成感を得るためには、毎日の勉強の進み具合を、何らかの形で “見える化”するのがオススメです。最初は、「参考書の目次で、読み終わった単元をマーカーで消していく」「問題集のやり終えたページに、取り組んだ日付を記入していく」などのちょっとした工夫でもOK。小さな達成感の積み重ねが、やる気を1日でも長くキープさせるコツといえます。
勉強の履歴を“見える化”して、“やる気”につなげる
「もっとくわしく勉強の記録を“見える化”したい」と思った人は、手帳やカレンダーに記録を残しましょう。慣れないうちは、勉強した科目と時間をメモしておくだけでもよいでしょう。1週間単位、1ヵ月単位の勉強時間がわかるだけでも、達成感と自信につながるはずです。慣れてきたら、取り組んだ問題集の名前や単元名、ページ数も記録するようにしましょう。くわしく勉強の記録を残す場合は、後から振り返ってみるのがポイントです。無駄な勉強のやり方を見直すヒントにもなります。
やる気の出る時間帯やモチベーションアップの目標も見える形にしておく
勉強に毎日取り組むには、「やる気の出る時間帯に机に向かうこと」も大切です。でも、やる気の出やすい時間帯は人によってそれぞれ。また、部活のある日かない日か、平日か休日かによっても、勉強できる時間帯や長さが違うはずです。そこで、自分の1日の行動サイクルを、それぞれのパターンで書き出して“見える化”し、やる気をもって勉強できる時間帯を見つけましょう。帰宅後すぐ、夕食の後、寝る前、朝の時間帯など、いつやる気がピークになるのかを確認できれば、自分に合った時間割りをつくりやすくなります。
また、目標を決めて、それを常に意識するのもやる気をキープする方法のひとつ。「英語の定期テストで○点アップ」などの具体的な目標を決め、手帳に書いたりして“見える化”し、やる気を上手に引き出しましょう。