現役の中高生に聞きました!普段の勉強での悩みは?

 勉強や部活などで忙しい中高生。それだけに、苦手科目や、勉強と部活、習い事との両立など、さまざまな問題を抱えていることも多そうです。アンケートで、中学3年生から高校3年生に勉強での悩みについて聞いてみました。


成功体験を「やる気」につなげていこう!

 勉強で悩んでいることについて、現役の中学生、高校生にアンケートを行ったところ、悩みでもっとも多かったのは、27%で「やる気が起きない」でした。
勉強以外については、「やる気」が起こっているのでしょうか。それは回答からはわかりませんが、おそらく、友達と遊びに行ったり、ゲームをしたり、自分の好きなことについては、活動しているのでは?
友達と遊びに行く、ゲームをするということは、「楽しかった」とか「レベルが上がった」というひとつの成功体験となります。
やる気は、成功体験の積み重ねで起こるものです。
やる気が起きないときは、最初から「すべてをやろう」と思うのではなく、問題集なら、まずは2ページだけやってみるとか、30分だけやってみるなど、ハードルを低くして、臨んでみましょう。小さな成功体験も積み重ねていくことで、次へつながりやすくなりますよ。

 

「やる気が起こらない」に次いで、17%の人が、「上手な勉強のやり方がわからない」と回答。上手な勉強のやり方というのは人それぞれに異なるものかもしれません。でも、得意な教科がある場合は、そこを間口に、知識を広げていくことから始めるというのも手です。なにはともあれ、まず「やる気」を起こさせることが大事かもしれませんね。

 

 


苦手な教科の克服法は?

 「どうしても好きになれない教科がある」という回答を選択した人も目立ちました。苦手教科の存在というのは、鬱陶しいものです。どの教科もできるに越したことはありませんが、苦手なものも個性のひとつととらえるといいのでは。
そして、苦手なものを克服しようと躍起になるより、まずは得意な教科に一生懸命取り組むほうが効率的。得意な教科をこなしていくうちに、自分なりの勉強方法やよりよい勉強の進め方が確立され、その勉強方法や進め方を今度は苦手教科へ応用していけます。

 

大事なのは、できることから着手すること。宿題やテストのときは、できる問題から回答していくことが多いのではないでしょうか。苦手教科の克服でも、最初から苦手教科に立ち向かうより、得意なものから徐々に近づいていくことで、苦手意識のハードルを越えやすくするメリットがあります。

 

中高生にとって、勉強の悩みはつきないもの。受験を控えていればなおさら、勉強が大事になってきます。「やる気」や「苦手教科の克服」など、さまざまな課題があると思いますが、いずれも実践するためには、自分を律する気持ちが必要です。何事も気持ちの持ち方で変わってくるはずですよ。

 

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:15~19歳の男女

■調査期間:2015年6月29日~2015年7月13日

■調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート

■有効回答数:48人

 

 

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