共働き先輩ママの工夫をチェック!忙しい家庭の「手のかけどころ・抜きどころ」前編

共働き先輩ママの工夫をチェック!忙しい家庭の「手のかけどころ・抜きどころ」前編

仕事や子供の世話、地域や学校のもろもろの活動など、アクティブで忙しい昨今の保護者。今回は、その忙しい毎日を先輩ママたちはどうやりくりしているか、「手のかけどころや抜きどころ」をご紹介します。

手のかけどころランキング1位は「会話などのコミュニケーション」

上の図をご覧ください。こちらは、共働きの小学4年生から5年生のお子さまをおもちの保護者のかたに、忙しい毎日の中でも、お子さまに対してどのようなところに手をかけているかをアンケートで伺ったものです。

1位 会話などのコミュニケーション 2位勉強  3位食事 となりました。勉強と食事は僅差。

「会話などのコミュニケーション」について、具体的にどのように手をかけているのでしょうか。詳細をみていくと

・食事はかならずテレビを消して、みんなでお話ししながら食べる。

・食事を一人ではさせない。

・学校での様子を聞いたり、たわいないことでも話したがっているようなときには丁寧に聞いてあげる。

・話がありそうな時は、一緒にお風呂に入るなどして、二人きりで話せる時間をつくるようにしている。

・寝る前 寝室で、布団に入る前に15分しゃべるようにしている。

このように、食事や一緒にいるちょっとした時間を大切にし、話たがる様子があればなるべく後回しにせず時間をとってあげることを大切にしているようです。

 

その他にも少数派ですが

・たまに髪の毛にトリートメントをしてセットしてあげている。

・寝る前に必ず、抱きしめてお休みの挨拶をするようにしている。

などと、オリジナルのコミュニケーションをされているご家庭もあるようで、家庭、お子さまの性格にあわせ、さまざまなコミュニケーションを図るよう、手をかけているようです。

 

 2位の「勉強」について。

・勉強を頑張っているとき。子供がここの問題はこうだよ、と説明したり、難しい問題を解いていたりするときは近くにいて、話を聞くようにしている。

・子どもから「ここがわからないから見て欲しい」と言ってきたとき答えるようにしている

など、難しい問題を解くときに助け舟をだしたり、わからない場合にしっかりフォローをしている保護者のかたが多数でした。

 

3位の「食事」については、「手作りする」「おいしいご飯を作る」ことをがんばっている声が多く挙がっていました。

 

手のぬきどころは「夕食」!?

とはいえ、かける時間には限りがあるもの。そこで、今度は同じ保護者のかたに「手の抜きどころ」を聞いてみました。

「全部手を抜く」「全部抜きたくない」という両極ののツワモノが少数ですがいらっしゃる中、大多数の共働き家庭の保護者のかた

は、1位「食事」2位「掃除」3位「子供が遊んでいるとき」の順で手を抜いていらっしゃる様子がわかりました。

 

特に1位の食事では「夕食」に手を抜くというかたが大多数。具体的には、以下の声があがっていました。

・夕飯は、体力気力がないときは外食で楽しく。その分学習時間にしっかりあてる。

・ただ焼くだけ・揚げるだけというおかずに頼ってます。

・料理(凝ったものを作らない)

また、朝食・昼食についてでは、こんなアイデアも。

・朝ごはんは各自セルフで、作って食べるシステムにしている。

・朝食の準備。私も忙しいので、準備は子がする。

・昼ご飯の用意。子供が自分でご飯が作れるように教えておいたり、子供でも作れるようなものを買っておく。

と、手抜きを手抜きと思わせない、楽しいアイデアを取り入れた工夫は必見ですね。

 

また3位の「子が遊んでいるとき」については、集中して遊んでいる時は、話しかけずに遊ばせておくという声が多

く、手をかけないが見守っている様子が伺えました。

その他にも、こんな手かずを減らすアイデアも・・・

・怒らなくていいように、数を用意する。給食袋、服等...洗濯に出さなくても使えるものがなくなって困ることがないから、親もあわてて洗濯機を回す必要もないし、怒らなくて済む。

・辞書やネットでの調べものなど、子どもが自分で出来ることは、やり方だけ教えてあとは自分でやらせる。

・母の身支度・・・(笑)

など、笑えるものからなるほどアイデアまで、みなさん抜き手のどころを押さえてやりくりしている様子が伺えました。

 

では、気になる勉強については、手をかけなくても子供が取り組めるように、先輩ママたちはどのように工夫しているのでしょうか。

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