「定期テスト」の準備時間はどのくらい? 保護者はどんな協力を?
ベネッセ教育情報サイトでは、中学1年生~高校3年生の子どもを持つサイトメンバーを対象に「定期テスト対策」に関するアンケート調査を行った。(アンケート期間2013年6月/回答者数1,916人)。中高生はテスト前、どの程度の時間をかけて勉強しているのだろうか。
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テスト対策中の1日の勉強時間について聞いたところ、1日平均「2時間以上 3時間未満」の割合が最も多く32.0%、次に多いのは「1時間以上 2時間未満」で25.0%となっています。この時間数を、保護者はどのように評価しているのでしょうか。
当然のことながら、取り組み時間が少ないほど、それに満足する割合も低くなっています。「2時間以上 3時間未満」では、「とても満足」と「まあ満足」を合わせて45.8%にとどまり、「やや不満」と「とても不満」の合計を下回ります。「3時間以上 4時間未満」で初めて、「満足」のほうが上回るようになります。
【図 定期テスト対策中の家庭での平均勉強時間】
我が子の勉強時間がどの程度であっても、協力したいのが親心。さまざまな面で保護者のかたは配慮を心がけているようです。たとえば「バランスのよい食事」を用意することや、「他のきょうだいに邪魔をさせない」ようにするとの声が挙がりました。また、「願かけ」に近いかもしれませんが、子どもがテスト勉強に励む間は、自分も家事をがんばるという保護者のかたもいました。こうして一緒に努力する姿を見せることで、子どもがテスト勉強により励んでほしいと、保護者のかたは強く願っているようです。
出典:定期テスト勉強、範囲発表前でも半数近くが、2週間前には準備開始 -ベネッセ教育情報サイト