学校での実践
ベネッセ教育総合研究所では,都道府県・市区町村の教育委員会や学校と協働し,思考力の育成を目的とした実践研究を行っています。実践研究では,思考力育成の規準であるCan-do statements(以下,Cdsと略します)を学習の“めあて”とした,教科単元の授業を設計しています。本ページでは,これまでに行ってきた具体的な実践例をご紹介します。私たちは日々の授業を通じて,児童生徒の思考力をどのように育み,その教科を超えて他教科や日常場面への転用を促すのかといった課題に取り組んでいます。また,そのような授業を通して,児童生徒の学習のふり返りがどのように変容するかといった観点での分析も行っています。先生方にとって,少しでも日々の実践の参考になれば幸いです。
今後も,多くの実践例を集積していきたいと考えておりますので,ご自身でも取り組んでみたいという自治体や学校関係者の方は,ぜひベネッセ教育総合研究所へご一報ください。
今後も,多くの実践例を集積していきたいと考えておりますので,ご自身でも取り組んでみたいという自治体や学校関係者の方は,ぜひベネッセ教育総合研究所へご一報ください。
- 自治体・学校単位の取り組み例
- 小学校実践例
- 中学校実践例
- 高校/高専実践例(後日公開)
- 研究発信
文献情報
- 小野塚若菜・泰山裕 (2022). 言語能力Can-do statementsの授業設計の枠組みとしての活用と評価. 日本教育工学会第40回大会論文集, 129-130.
- Toulmin, S. (2003). The Uses of Argument, updated ed., Cambridge: Cambridge University Press. (戸田山和久,福澤一吉訳(2011)『議論の技法—トゥールミンモデルの原点』東京図書)
- 小野塚若菜・藤井泉浩・鈴木佑亮 (2024). 思考力の教科横断的な育成を目的とした中学校「書くこと」の授業設計と実践 3年間のふり返りの変容を中心として. 全国大学国語教育学会