何着せる? 入学式の服装:男の子編

 入学式当日の「男の子の服装」について考えてみましょう。特に服装を指定する小学校は少ないと思いますが(制服のある学校を除く)、「いままでにない厳粛な場に望む」という緊張感を保つためにも、ある程度フォーマルな服装がいいですね。

 

 


迷いたくないなら上下セットのスーツセットを購入orレンタル

 男の子の服装で最も多いのは、上下セットのスーツです。シャツ、簡単につけられるネクタイ、ポケットチーフなどもパッケージされたものが、1月頃には販売され始めます。「そのまま着せればいい」という状態ですので、いちばん簡単です。

 

 色は黒、紺、グレー、ブラウンなどがおすすめ。子どもの元気さを表すために、少し明るめの色でもいいでしょう。ただし、あまり明るい色では汚れが目立つ場合もあります。ズボンはひざが隠れる七分丈なら、動きやすい・裾が汚れにくい・さまざまな気候に対応できるなど、いろいろな面で重宝します。

 

 なお、こういったものは入学式の1日しか使わないもの。レンタルやお古で済ませても十分です。清潔であるか、ボタンが取れている、ほつれている部分がないかなど、事前に確認しておきましょう。シャツにはしっかりとアイロンをかけてください。

 

 

スーツやブレザーを使わず、シャツ+ベストorカーディガンでも

「うちの子は元気すぎて堅苦しい格好は難しい」という場合には、スーツやブレザーを使わず、ワイシャツにベストやカーディガンを合わせてもいいでしょう。ネクタイの代わりに色合いの綺麗なスカーフを巻いてもいいですし、あるいは「ループ・タイ」なら子どもが飛んだり跳ねたりしても、着崩れを気にする必要がありません。サスペンダーを使ってもおしゃれですね。

 

 

靴までびしっと決めてもいいですが、清潔な運動靴でも十分

 靴もフォーマルなものであればびしっと決まりますが、入学式はほとんど室内で行われます。「登校しやすい靴」であることを重視しても問題ありません。汚れていなければ運動靴・スニーカーで十分です。初めての登校で「足が痛くなってしまった」ということがないよう、歩きやすさを一番に考えてあげてください。

 

 もう6歳。でも、「まだ6歳」の子どもたちが参加する入学式。子どもが服ばかり気にして先生の話に集中できないのでは困ってしまいます。やりすぎは禁物です。「いつもより少しちゃんと見える」ものであれば、それで十分だと考えましょう。

 

 

倉持鎮子

自身も6歳、10歳の子どもを育て、育児・食育・親子問題についての執筆を行うライター。医療・健康・体の不思議、子育て中にもできる美容などにも触れ、さまざまな面から「子どもとの生活」についてのライティング実績がある。講師業では、「脳と体を考える食育」についての情報を提供。

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