サンタさんは何歳までプレゼントをくれる? 中学生まで信じる?

アンケート期間:2012/10/31~2012/11/9 回答者数:2,545人
アンケート対象:本サイトメンバー 年少~中3のお子さまを持つ保護者のかた
※百分比(%)は小数点第2位を四捨五入して表示した。四捨五入の結果、各々の項目の数値の和が100%とならない場合がある

今回のテーマは、サンタクロースとクリスマスパーティーについて。お子さまはサンタクロースの存在を信じているかどうか、ご自宅でお子さまと一緒にクリスマスパーティーを行うかどうか、行うとしたらどのような料理やお菓子を用意するかなどさまざまな質問に、年少から中3のお子さまをお持ちの保護者に答えていただきました。



サンタクロースの存在、いつまで信じさせますか?

最初に、保護者から見て、現在、お子さまはサンタクロースの存在を信じていると思うかどうかを伺いました。

【図1 お子さまは現在、サンタクロースを信じていますか?(学齢別)】

図1 お子さまは現在、サンタクロースを信じていますか?(学齢別)


【図2 図1で子どもはサンタクロースを「信じていないようだ」と回答したかたに伺います。お子さまは何歳までサンタクロースを信じていましたか?】

図2 図1で子どもはサンタクロースを「信じていないようだ」と回答したかたに伺います。お子さまは何歳までサンタクロースを信じていましたか?


現在、子どもはサンタクロースが実在すると「信じているようだ」という保護者は、おおむねお子さまの学齢が上がるにつれて少なくなりました(図1参照)。「年少」「年中」で100%、「年長」「小1」で90%以上、「小2」「小3」で80%前後といった具合です。「中学生」のお子さまをお持ちのかたでは、「信じていないようだ」という声が80%以上を占めますが、逆に言えば、「信じているようだ」という声も10%以上あるということになります。
お子さまが何歳になるまでサンタクロースの実在を信じていてほしいかを伺ったところ、次のように、お子さまが比較的大きくなるまで信じていてほしいという声が目立ちました。

●中3くらいまで。夢を大切にしてほしいから
●わたしはサンタクロースとしてプレゼントを贈るのが楽しみなので、子どもがある程度成長するまで、学齢では中2になるくらいまで信じていてほしい
●小6ごろまで。そろそろ真実がわかる年頃だと思うから
●小6くらいまで。ずっと信じていてほしいという思いもありますが、そうなると経済的にハードな面もあるので、小学生のうちにサンタクロースはいないことに気付いてほしいというのが本音です

など


一方、現在「信じていないようだ」という保護者に、サンタクロースを信じていたのは何歳までかを伺ったところ、「小4」という回答が約19%でトップ(図2参照)。そして、「小5」が約18%、「小6」が約16%、「小3」が約16%で続いています。小学校中学年から高学年にかけて、サンタクロースが本当はいないことに気付くお子さまが多いようです。



約7割の保護者が「サンタクロースは本当にいるの?」と聞かれている

では保護者は、サンタクロースがいるかどうかについて、お子さまから聞かれたことはあるでしょうか。また、その質問にどう答えたかもお聞きしています。

【図3 お子さまに「サンタクロースはいないの?」「本当にいるの?」と聞かれたことがありますか?】

図3 お子さまに「サンタクロースはいないの?」「本当にいるの?」と聞かれたことがありますか?


「聞かれたことがある」という保護者が7割近くと多数。ではその際、お子さまの質問に何と答えたのでしょうか。
●サンタクロースからではなく、わたしたちからプレゼントを受け取ることに疑問を抱いた息子に、「サンタさんって、本当はいないの?」と聞かれたことがあります。わたしは即座に「サンタさんはいるわよ」と一言。そのあとに続けて、「ただ、いくらサンタさんでも、クリスマスの一晩のうちに世界中の子どもにはプレゼントを渡せないから、お父さんとお母さんがプレゼントを預かったの」と、わたしたちからプレゼントを渡す理由を説明しました
●「サンタさんは、サンタさんのことを信じる子の所にだけ来るんだよ」と言いました
●何度か「サンタさんって本当にいるの?」と聞かれたことがあります。初めのうちは「本当にいるよ」と答えていましたが、子どもがある程度大きくなったころに「実はいないんだよ。今までのプレゼントは、パパとママが用意していたの」と、本当のことを言いました
●サンタクロースは実在するけれど、姿を見たり、存在を疑ったりする子どもの所には来なくなってしまうと教えています
●遠い外国に住んでいると伝えています

など


また、サンタクロースが本当はいないとわかったときのお子さまの反応をお聞きしたところ、「特にショックを受けるわけでなく、普通に理解してくれました」という保護者がほとんどでした。



自宅でのクリスマスパーティー、どこまで飾る?

ここからは、ご自宅でのクリスマスパーティーについて伺っています。昨年(2011年)、ご自宅でクリスマス会を開いたでしょうか。また、その際、飾りつけはどの程度行ったでしょうか。

【図4 昨年(2011年)、お子さまとご家庭でクリスマスは行いましたか?】

図4 昨年(2011年)、お子さまとご家庭でクリスマスは行いましたか?


【図5 ご自宅でのクリスマス飾りは、どれくらい行いましたか? 飾ったものをすべて教えてください】

図5 ご自宅でのクリスマス飾りは、どれくらい行いましたか? 飾ったものをすべて教えてください


昨年(2011年)、自宅で子どもとクリスマスを「行った」という保護者は、約8割(図4参照)。多くのかたが、クリスマスを自宅でされたことがわかります。
また、ご自宅のクリスマスの飾りでは、「クリスマスツリーを飾った」という保護者が7割を超えてトップ(図5参照)。次いで、「クリスマスリース」が5割弱となっています。



チキンやクリスマスケーキは「自宅で用意」?「店で購入」?

続いて、ご自宅でのクリスマスパーティーでの料理・お菓子について伺いました。クリスマスの定番とも言える「七面鳥やチキン」「クリスマスケーキ」は、どのように用意したでしょうか。また、ご家庭独自の「クリスマスならではの料理」も教えていただきました。

【図6 昨年(2011年)のご家庭でのクリスマスパーティーでは、七面鳥やチキンを用意しましたか?】

図6 昨年(2011年)のご家庭でのクリスマスパーティーでは、七面鳥やチキンを用意しましたか?


【図7 昨年(2011年)のご家庭でのクリスマスパーティーでは、クリスマスケーキを用意しましたか?】

図7 昨年(2011年)のご家庭でのクリスマスパーティーでは、クリスマスケーキを用意しましたか?


「七面鳥やチキン」は、8割近くのご家庭が用意していました。用意の仕方では、「食材を買って自宅で調理した」が最も多く、「スーパーや小売店などで当日購入した」が続きました(図6参照)。
「クリスマスケーキ」は、「用意した」というご家庭が9割以上。用意の仕方は「食材を買って自宅で調理した」「デパートや専門店で事前予約して購入した」という保護者が目立ちます(図7参照)。
「七面鳥やチキン」「クリスマスケーキ」ともに「自宅で調理した」というかたも、2割以上いらっしゃいました。
また、ご家庭で独自に決めている「クリスマスならではの料理」をお聞きしたところ、次の料理を挙げるかたが目立ちました。

ピザ/寿司(ちらし寿司、手巻き寿司、にぎり寿司)/シチュー(クリームシチュー、ビーフシチュー)/ローストビーフ/チーズフォンデュ など

ご家庭独自の「クリスマスならではのお菓子」については、次のような声が寄せられています。

●手づくりクッキー。クリスマスイブはサンタクロースに対する贈り物として置いておき、クリスマスに家族で食べるのが恒例です
●手づくりパフェ。普段は厨房に立たないパパが、クリスマスだけは腕を振るいます
●子どもがフルーツポンチを自分でつくります

など



「デパ地下《見たこともないほどの人混み》」クリスマスパーティーの思い出いろいろ

最後に、これまでのクリスマスパーティーの思い出について伺いました。楽しかった思い出、大変だった思い出それぞれを教えていただきました。

☆これまでのご家庭でのクリスマスパーティーについて【楽しかった思い出】について、その理由やシチュエーションを具体的に教えてください。
●わたしがスポンジケーキを焼き、子どもたちにデコレーションしてもらったこと。子どもたちが仲良く楽しそうに生クリームをしぼっている姿が印象に残っています
●ホワイトクリスマスだった年、家族みんなでトナカイのカチューシャをつけて庭に出て、ハンドベルを鳴らしながら夜空に向かって「サンタさーん」と呼びかけました
●毎年、主人がサンタクロースの扮装でプレゼントを入れた袋をかつぎながら、窓から登場。子どもたちは「どろぼうがきたーっ!」と大はしゃぎをします

など


☆これまでのご家庭でのクリスマスパーティーについて【大変だったり、不満だったりした思い出】について、その理由やシチュエーションを具体的に教えてください。
●クリスマスパーティーのために鳥の丸焼きをつくろうとしたものの、鳥が大きすぎて焼き上がるまでにものすごく時間がかかったこと
●パパが急の残業で帰宅できなくなり、ちょっと寂しいクリスマスパーティーになってしまったこと
●クリスマスパーティーの食材を買いに銀座のデパ地下に行ったところ、ものすごい混雑だったこと。生まれてこのかた見たこともないほどの人混みで、人が地上にあふれそうでした。その様子を見たわたしは、一気に買い物をする気力がダウン。結局、何も買わずに帰りました

など



多くのご家庭が家族でクリスマスパーティーを行っていました。これまでのパーティーの思い出からは、お子さまと楽しい一時を過ごしている保護者の様子が伝わってきます。
クリスマスパーティーでは料理やお菓子を手づくりするという保護者も少なくありません。七面鳥やチキン、クリスマスケーキといった、一般的なクリスマスの定番の料理・お菓子だけでなく、「我が家のクリスマスの定番」として、ピザ、お寿司、クッキーなどたくさんの料理・お菓子が挙がりました。もっとも、料理に関しては、食材の買い出しや調理などで、大変だった思い出も寄せられました。
楽しく、笑顔にあふれたクリスマスパーティーになるために、今回のアンケートが少しでもお役に立てれば幸いです。


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