
生活の準備
入学準備の手はじめは、生活の準備から!
入学準備!というと、モノや学習の準備が気になりがちですが、最初に始めたいのが規則正しい生活習慣の習得。
「習慣づけ」は一日でできるものではなく、日々の積み重ねが大切だからです。
また、正しい生活習慣が身についた子どもは学校に入ってからの学力の伸びが違います。

早寝・早起き
子どもにとって、午前中が1番学習に集中できる時間です。
十分な睡眠をとって、余裕をもって朝の仕度をすませ、
安定した状態で授業にのぞめる生活リズムをつくっておきましょう。
毎日、朝ごはんを食べる。
午前中の脳や身体のエネルギー源となる朝ごはん。目覚めの促進にもつながります。
朝ごはんを食べないと、脳のはたらきが悪くなり、集中力が低下したり、
また体温が上がらず身体を動かしにくくなったりしてしまいます。
あいさつ・返事がしっかりできる。
あいさつや返事は、社会生活の基本。はきはきとした、元気なあいさつは、互いに気持ちがよいものです。
ご家庭でも、おうちのかたが率先して、明るくあいさつするようにしましょう。
自分で着替えができ、脱いだ服をたためる。
小学校では、体育や身体測定など、一人で着替える機会が多くあります。
手際よく着替えられることはもちろん、脱いだ服をきちんとたたんで管理することも教えておきましょう。
おうちの手伝いがしっかりできる。
集団生活では、自分がしたいことがあっても、我慢しなければならないことがあります。
食事の前後にテーブルを拭くなど、簡単なことで構いません。
自分に与えられた役割を、責任をもってやり通すことを教えてあげてください。
自分のしたいことをはっきり伝えられる。
おうちでは、「お茶」などの単語だけで自分のしたいことが伝わりますが、学校生活では、自分が何をしたいのか、
きちんと大きな声で伝えられることが必要です。
大勢の前で発言することを、はずかしいと感じてしまうお子さまもいます。
自信をもってやりたいことをきちんと伝えられるよう、ご家庭でも、心がけてみてください。